ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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みんなでなるべぇ柿の種
専業農家も兼業農家も、日曜百姓も、定年百姓も、趣味で農業をやろうとしている人も、プランター農業も、ともに「村づくり」をやろう。もちろん大規模農家(法人)にも呼びかけたい。彼らは周りに小農がいなければ持続できない。横の連携を取り合い、お互いを励まし、支え合うことが大切だ。
その為のシンポジュームや集まり、相互の交流や異業種との連携を図る。また、既にある小さな地域内循環の輪をつなぐ。生産、流通、加工、消費、旅館業者などの地域内連携を一層進める。
農業政策には、「産業政策」と、「地域づくり政策」の両面がある。しかし今の日本には規模の拡大を進める産業政策しかない。そこに地域づくり政策を取り戻す。
地域づくり政策の課題は、地域農業と教育、福祉、健康、市民参加をつなぎ、市民の台所や、学校給食、病院などをつなぐ。
地域の為の農業。生きる為の農業。市民が健康に暮らすための農業。つまりは地域社会農業だ。その全国的な連携を軸に日本農業を立て直す。
晩秋の時期。農家の庭のあっちこっちに今にも落ちそうな柿の実がぶら下がっている。風が吹くと、ポトポトと落ちる。その落ちる直前の柿の実に、「お前の今の心境を教えろ」と聞く。柿の実は何と答えるだろうか?「俺にはもう希望はない」だろうか。しかし、次にその実の中の種に聞こう。「いよいよ俺たちの時代だ」と希望を語りだすに違いない。
同じ柿の中の二つの物語。柿の種の立場にたつか、柿の実の立場に立つか、この差は大きい。苦しいが今は大きな時代の大きな転換期。
「みんなで成るべ柿の種」。今の心境を聞かれたら、なお、そう答えようと思っている。仲間や市民と話し合うことから始めよう。我々には生命系が開く次代の希望が託されている。決してあきらめてはいけない。あきらめない。
令和の百姓一揆
#すべての市民が安心して国産の食料を手にするために
#すべての農民に所得補償を
#未来の子どもたちにも国産の食料を食べてもらえるように
#日本の食と農を守ろう
令和の百姓一揆 https://www.facebook.com/p/令和の百姓一揆実行委員会-61571764336699/?_rdr
令和の百姓一揆実行委員会
2025.03.10:
kakinotane
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