ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年はこんな年でした。

1、2月、タイでレインボープランをやっているイサーンのコンケーン県ポン市に、 長井市長、県会議長婦人、市役所職員、アジア農民交流センターの仲間たちとともに行ってきた。ともに循環型まちづくりをすすめる地方都市として友好関係をさらに高めていこうとの協定書を交わしあった。かけがいのない友人であるバムルーン・カヨタ氏、バムルーン・ブンパンヤ氏とも会うことができた。元気だった。もう23年の付き合いだ。

2、5月、従姉(いとこ)と56年ぶりに再会した。私が小学校に入る前に両親と訪ねて行った時以来だ。我が家の両親に会いに来てくれた。私の母親の実家は長野県真田町。彼女はそこの実家を継いでいる。どんな人生だったのだろうか。今年の5月にはもう一人の従姉(43年ぶり)と連れ立って再度来てくれることになっている。楽しみだ。俺以上に両親が楽しみだろう。

3、10月、息子の家族(本人、妻と子ども二人)が我が家の庭先に家を建て、引っ越してきた。93歳の母親が「春平の小屋」と言っていたものだ。俺も調子に乗って「我が家には三つの小屋がある。作業小屋にニワトリ小屋に春平の小屋。」なんて言っていた。ずいぶん賑やかになったとお思いでしょうが、さほど変わらない。孫の顔を毎朝 3分ぐらい見ることができるようになったぐらいかな。

4、お米がとれなかった。来年の秋までどうして暮そうか。本気で心配しているよ。

5、11月、岐阜県にお住いの「自然卵養鶏法」(農文協)著者、中島正氏を訪ねた。佐賀県在住の農民で作家の山下惣一氏、劇団「青年座」のスタッフ、地元の 農民・小林武が一緒だった。ご高齢のため養鶏はやめていたが、中島正氏と山下惣一氏との往復書簡を収録した「市民皆農」(創森社)で見せておられるように、ますます論理は冴えわたっている。すごい方だった。

6、12月、千葉県佐倉市にある「宗吾霊堂」に行ってきた。3回目だ。過去2回は「宗吾さん、俺の中に入ってくれ。いっしょに農業、農村をよくして行こう。」とお願いしてきた。始めは26歳の時。2回目は30代だったかな。今回は今まで入っていてくれたことへのお礼ともうしばらく入っていてほしいとのお願いだった。TPPがあるからね。いやだとは言わなかったよ。そこって何?という方は 検索してみたらわかりますよ。

7、12月、「STOP!!TPP山形県民アクション」を立ち上げた。23日の記念講演会にはおよそ200人の人たちがかけつけてくれた。これからですよ。

8、地区長としてほぼ30回の会議や作業に出なければならなかった。これは重荷だったよ。でもこの3月で2年の任期が切れる。あともう少しの辛抱だ。

9、妻の病気はだいぶ軽くなってきた。これももう少しだ。

10、93歳の母親、91歳の父親、我が夫婦、鎌倉で働いている娘、息子夫婦ともども元気に年を越すことができた。昨年はこれだけで充分に良い年だったよ。

さて今年はどのような年だろうか?
なにはともあれ、健康で過ごすことですね。
みなさまにとりましても、健康で過ごせるいい年でありますように。

https://kanno-nouen.jp/
菅野農園のホームページで
お米を販売しています


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