ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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またキツネが来た。
ニワトリたちがやられた。
このことを周囲の人に正直に話したら「どうしようもないのはお前の方だ。同じことを何度も何度も繰り返して・・・馬鹿じゃないの?」と言われそうだ。
 キツネはキツネ。彼らは昔からニワトリなどを襲うもの。守ってあげられないお前たちが悪い。当然のことながらこうなるだろう。その通りだよ。

 深夜にニワトリたちが騒ぐので3度ほど懐中電灯をもって見に行った。その時にはわからなかったが、朝、明るくなって・・・鶏舎に行ってみると・・・広がっている惨状に足がガクガク、腰が崩れそうになった。たくさんのニワトリが転がっていた。56羽。どうしてこんなに・・・食べきれないだろう!持ってはいけないだろう!
息子や俺だって何もしないでいたわけではない。もう大丈夫だと思えるほどの対策をとってはいた。そう思っていた。金網は当然だけど、その他にすべての鶏舎を地面から1mの高さのワイヤーメッシュ(太い番線を格子状に組んだもの)で覆っていた。下は土に刺さっていた。頑丈な防御だと思っていた。
まさかこれを破っては来れまい。そう思っていたのだが、ナント!!今回はその下を深く掘ってやってきた。
こうなったなら鶏舎のまわりの土もワイヤ―メッシュで覆うしかない。稲刈り期間中のこと、人を頼んで3日がかりでやってもらった。今度は大丈夫かって?まだわからない。何せ、相手はキツネなのだから。
で、たった今、罠を仕掛けてきた。
 捕まえたらどうしよう。
栗やマツタケを持ってくるからと言われても、応じるわけにはいかない。


そのキツネはね!?
たぶん、悪いキツネなんやな〜?

その悪いキツネは、自分以外の者のやさしい思いがわからんのやと思いますよ。
小さい時から、大事にされたりやさしくされたことが無いんじゃないかな?

何度言ってもダメ!・・・・っていう所は、認知症の人と同じかも?

介護している相手は、宇宙人やって言った人がいるけど、私もそう思う時があります。

でも、おもしろい時や、楽しい時、そしてすっごく助かる時もあるんですよね。 
そして、私の行くべき姿を教えてくれているんやって思う時もあります。
そこは、野生のキツネとは違いますよね。

捕まえたらねぇ〜、
狸汁っていうのは聞いたことがありますが、キツネ汁っていうのは聞いたこと無いですしね。

キツネって、畑を荒らしたりはしないのですか?
私の所では、猪にやられます。 
今年の夏は、畑の桃を思いっきりやられました。

竹の子山のタケノコも、先に取られてしまってないんですって!
さつま芋も、きれいに掘って残さず持って行きます。

{あなたも生きていかなければいけないからね}なんて言っていたら、農家は生活できんのですよね。

私たちの所で大変なのは猿です。 
人間が行ったら、たいていの動物は逃げるのですが、猿は木に登って逆に私たちに牙をむいて脅しをかけてきます。

でもでも、最近のニュースで「猪に襲われた」って言っていましたから、畑に行くのも怖くなってきました。

猟師さんを雇うとかしないと、もう犬だけでは対処できないんでしょう。

私たちの所にも、キツネっているのかな? 
キツネの被害は、私は聞いたことが無いです。

いくら、丁寧にはなししても事の重大さがわからんヤツに、滅茶苦茶にされると、余計に腹が立ちますね。
その、悔しさを持って行く場所がないですから・・・・。
相手にほんの少しでも反省の色が伺えれば、痛手は少し和らぐのに・・・。

ほんまに、困りますね〜。 
言葉だけ、イヤイヤ文字だけの応援を送ります。
『悪いキツネに負けないように、頑張ってください』 
2012.10.18:山さくら:修正削除
https://kanno-nouen.jp/
菅野農園のホームページで
お米を販売しています


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