ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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 幼鶏がやられたその翌日、朝5時ごろ(19日)、鶏舎の方を見ると、ニワトリ達が外に出ているではないか。
どうしたんだろうと思って、近付いてみたら・・・
「あっ!」
思わず身体が凍ってしまった。
大人のニワトリ達の死体があっちにもこっちにも広がっている。
その数、全部で15羽。

キツネだ。
でも今回は金網ではなく、ドアが開いていた。
昨晩、閉め忘れたのだ。
オレのミスだ。

薄暗くなって田んぼから帰ってきた。
まだ数羽のニワトリ達が外に出ていたので、
息子も疲れているだろうからやってあげようと、係りは違うが、鶏舎に誘い込んで戸締りをしたつもりでいた。
だけど、もう一部屋のニワトリ達も一緒に出ていたのだ。それに気づかずに、一部屋だけの戸締りをして、
「戸締りはしておいたよ。」
そう息子に声をかけ、家に入った。

普通ならば考えられないミスだった。
疲れていたのだろう。
その結果、多くのニワトリ達を犠牲にしてしまった。
身体の疲れに、またドカッと重石が加わったように思えた。

それにしてもキツネめ!

息子は、捕まえたらぶったたいて埋めてしまうといっている。
「お父さんはきっと逃がしてしまう。でも、今回は絶対に許さない。」

無理もない。
幼鶏のときから自分で育ててきたのだから。
これで犠牲は45羽になる。
「ゴンギツネの例もあるでないか。秋になればキノコなどを持って・・・」
一瞬、疲れた頭に浮かんだこの言葉。
とても口に出せる雰囲気ではなかった。

トラバサミをかけよう。
前回もこれで捕まえた。
奴らは、鶏の死骸を埋めたところにやってきて、それを掘り返しては食べていく。そこに罠をかけて捕まえるのだ。

それとは別に、田植え手伝いに来てくれていた清蔵さんが、生け捕りにしようといって、箱方のもので、入れば戸が閉まってしまう仕組みの罠を持ってきてくれた。

ようし、これで捕まえる。

(写真は、朝5時の現場。ダブルクリックで見てください。)



一度来て、味を占めたら、何度でも・・・ですか?
 私の手が動かない・・・・です! キーを、たたけないです。ごめんなさい!

暫ク、パソコンノ前ニ、座ッタママ。・・・パソコンヲ閉ジル事モ出来ナイ!
「山サクラヨ! コレダケジャー、送信シナイ方ガマシダヨ!」「ン・・。ソリャー、ソージャワナ!」

 本当にどうしたらいいのですか?・・ニワトリさんを守ってあげてよ! 夜、何にも見えない時に襲われたら・・・私が鶏だったら!って、思ってしまいますよ。 キツネは一匹で来るのですか。 きちんと戸を閉めておいたら、本当に安全なのですか? 

 鶏たちは、今、鶏舎を信頼してないですよ。 「この鶏小屋に私たちは、守ってもらえないんだわ!」「でも、どうする事も出来ないですよ、私たちにはね!」「また、今夜も仲間が、イヤイヤ私が、噛み殺されて、引き裂かれてしまうかも、恐いなあ〜、夜が」「止まり木の高い所に、止まって寝ましょうね。少しでも安全なようにね!」・・・・。
 
 キツネって、止まり木をピョン!ピョ〜ン!って上がって行くんですか? もし、上がるんだったら、安全な場所は無いですね。
目隠ししている幼い子どもを、殺していくようなもんじゃないですかね!

 やっぱり、菅野さんしかないですね。鶏たちの命を守って、心を安らかに落ち着かせて、信頼感を持たせるのは・・・・! そうしないと、美味しい、栄養たっぷりの、昔ながらの淡白な味の玉子を産む事は出来ませんよ!

 助けてあげてくださいね。お願いですから・・・・。近くだったら木剣と寝袋持って泊り込みに行くんですけどね。・・・キツネって、人間も襲うんですか?・・・それじゃぁ〜、薙刀の方が長いからいいかな? ・・・・・。
2009.05.21:山さくら:URL修正削除
鶏の生存権を守ってあげてください。
ブログ拝見。今、鶏の生命を守れるのは、先輩や家族の方々です。私の心境は山さくらさんと全く同じです。鶏たちから不安や恐怖感を早く取り除いてください。

お願いします。
2009.05.21:種子原人:修正削除
鶏たちは楽園の場所だったのに***
本当に恐ろしかった事でしょうね!可愛そうに…沢山やられてしまったんですね。菅野さん鶏たちの騒ぎ、凄かったと思うのですが、疲れていて気が付かなかったのですか? 以前のブログに鳴声で起きてしまったとありましたが…お気の毒です。がっくりしてしまい、疲れもドット出てしまった事でしょうが、頑張って下さいね!私も胸が詰まされる思いです。
2009.05.21:キラキラ☆:修正削除
鶏たちは楽園の場所だったのに***
本当に恐ろしかった事でしょうね!可愛そうに…沢山やられてしまったんですね。菅野さん鶏たちの騒ぎ、凄かったと思うのですが、疲れていて気が付かなかったのですか? 以前のブログに鳴声で起きてしまったとありましたが…お気の毒です。がっくりしてしまい、疲れもドット出てしまった事でしょうが、頑張って下さいね!私も胸が詰まされる思いです。
2009.05.21:キラキラ☆:修正削除
今回は、なんと言っても、菅野さんが一番の被害者でしょう。心痛お察しします。
鶏を誰よりも大事にしてきた菅野さんが、どれほどがっかりなさっているか。。。
前回のに、追い討ちをかけるような出来事でさぞかし辛かったことでしょう。
でも、自分をあまり責めないで。

いろんなことがありますよね。
こっちも生身の人間だし、相手は大自然なんですから。
元気出してください。
2009.05.22:くみ:修正削除
バケツ稲を作ってみます。
www.ja-group.or.jp/baketsuine/ と言うサイトを見つけました。
これで、一目瞭然。父から種籾も届きました。
菅野さんの一目ぼれ玄米の苗も何とか育っています。
ドイツで稲作!
今日バケツを買ってきます。

2009.05.23:くみ:URL修正削除
https://kanno-nouen.jp/
菅野農園のホームページで
お米を販売しています


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