ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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私は久米さんの番組で菅野さんの仕事ぶりを知りました。nyに住んでますが、実家は広島県三次市で、父が定年後本格的に農業にむきあって続けています。 久米さんの番組をこちらで聞いてると、菅野さんの存在が、日本農民に明るい農業、楽しさがそこのある農業ーーーと、日本もまだまだ捨てたもんではないと、感じました。魅力的でした。 今回3月に1か月帰国して畑仕事などを手伝ってきました。菅野さんの影響もあったせいか、農家でも生野菜のごみは燃えるゴミの日に、市が指定したプラスチックのゴミ袋に入れて捨てていましたが、今回、畑に穴を掘り、そこに捨てるようにしてみました。(手間はかかります。ーーーーーそしてからすに狙われてしまいます。ーーーー昔はしてましたね。) 土に返るものは還す。いいですね。 島根県に住んでるおば宅に、神戸から中1の孫が、2月からとまりにきてました。登校拒否の末おば宅に,来たようでした。 伯母は島根和牛を10頭近く飼っています。中1の孫は牛の世話をするのが楽しみで休みごとに泊まりにきていました。今回世話をしながら将来農業をして生きたい、家畜の獣医になって農業をしていきたいと話していました。 75歳の伯母は、50過ぎの息子と二人で稲作もやってますが、農業で生活していくことがどれだけ大変だったのかをはなして聞かせていました、 寂しいことに猛反対でした それよりも。サラリーマンになった方が天候の心配、健康状態などなど自分の力ではどうしようもない事への心配、等少なくて,楽でいい、としきりにはなしていました。 75までズーと農業をして息子3人大学に入れるのには、農業は厳しかったのかもしれません。 そこにはきれいごとはないです。 中1の孫も,伯母宅にある、現代農業をしっかり読んで理屈は把握しています、理屈では、75まで農業をしてきた伯母を負かせてしまいます。しかしそこは、理屈じゃないものがたくさんあるわけでそれをおばは心配しているのも聞いてて分かります。 しかし少しづつ幸せの価値観がかわってきてもいいのではないかと思います。 昭和一桁が育った、戦後とは今は違います 形には見えない幸せをほしがってる人たち子供たちがいます、 農業の中に人間の幸せに触れるものが潜んでるように感じます。形がないから説得力にかけてしまいますが。少しでも触れて経験したものには残っています 若い子が農業をしたいと考えてることはすばらしいです。頼もしいです。 国土と、食の安全、国民の幸せを考えると、なんとかしていきたいですね。久米さんの番組で知った(畠山重篤さん)いはく、『木が育つのには50年、人が育つのに20年』子供たちが農業ができるような環境が日本に続いてほしいですね。なんとかしたいです。こんなところで机に向かってちゃいけない危機感を感じてきました
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