ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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『眼差し』も、『絆』も、 私の心には、まず『温かいまなざし』『深い絆』が浮かんできます。 でも、その言葉一つにしても、いろんな思いがあるんやな〜って思いました。 一つの言葉を聞いて、みんなが同じ思いになっていると思ったらイカンのやなぁ〜って、今はじめて知りました。 そう言えば、日の丸だって、君が代の歌だって、いろいろ言われていますからね。 1月28日の夕方、義父が救急車で病院へ行きました。 チアノーゼ・肺が水浸し・心臓が大きくなっている・足は腫れている・・・。 「歳が歳やきんな〜、いつ何があってもおかしくない状態です」って言われたんですけどね。 翌日の朝から、病院の食事は全部食べていました。 義父は、自分で歩きます、トイレに行きたくなったら自分で点滴を抜いて行こうとします、入院していることを理解しません、 朝が来たら、食事の後、新聞を読んで、「今日は、ええ天気やな、牛に餌やってくるわな」 と言って、自分で布団を畳んで、着替えて出て行こうとします。 やっかいな、認知症がありますので、 病院からは、「付き添ってください」って言われます。 だから、一昨日まで、私は24時間付きっ切りでした。 自分で歩いて移動できない患者さんがほとんどなので、24時間付き添っているのは、うちの義父だけでした。 いっぱいお金のある人は、家政婦さんにでもお願いするのでしょうが、我が家はそうはいきません。 私は、自分の予定をすべて断わって、付き添います。 家族の中に、こういう付添いのできる人がいない場合は、どうなるんでしょうかね? 自分の仕事を止めて、付き添うことのできない家庭もあるでしょう・・・・?って、 私だってもう20年もすれば認知症になるかも〜?って、不安になりました。 家族が看て当たり前の社会って、家族(特に嫁)には、滅茶苦茶ストレスが溜まるし、先の見通しがたたない不安な世の中やなって思います。 我が家の義父は1年に2〜3回は入院しています。 今から年齢(今95歳、今年は年男)と、共にその回数も多くなるでしょう。 家には、90歳の義母も居ますから、その間ショートステイに入れるように、ケアマネさんもいろいろ援助してくれています。 だから、やっぱり感謝せなイカンのでしょうかね。 明るい笑顔と、楽しい心は、自分で日々努力して掴み取る物なんやわな〜? やっぱり、私の愚痴になってしまいましたゴメンナサイ!
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