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春日山 林泉寺

  • 春日山 林泉寺

曹洞宗「春日山 林泉寺」

米沢の礎を築いた直江兼続や妻お船の方、武田信清等をはじめ、多くの方々が眠っている場所になります。

元々は越後国高田(今の新潟県上越市)に建立されたのですが、慶長6年に上杉氏が米沢移封となり、それを受けて元和3年(1617年)に現在の場所に移ってきました。


それで、こちらが直江兼続と妻お船の方の墓になります。
向かって左が直江兼続の墓となり、右がお船の方の墓となります。
本などでいろいろと功績などを知り、米沢開拓の大恩人と呼ばれている偉大な人物ですが、改めてお墓と向き合ってみると、非常に感慨深いものです。
ちなみに直江候のお墓は山形県指定史蹟となっています。


また、上杉家の方々の墓もあり、上杉謙信公の姉にあたる仙洞院様の墓や景勝公の妻菊姫の墓などもあります。画像は菊姫の画像です。


直江公と同じく山形県指定史蹟となっているのが、こちらの武田信清の墓です。もともとは武田信玄の6男として生まれ育つのですが、武田家は織田信長に滅ぼされてしまい、信清は独り越後の景勝公のもとに嫁いだ姉菊姫を頼ってきました。そこで、上杉氏では彼を優遇し、以後子孫はここに居住していくことになります。

元々武田家と上杉家は川中島の戦いからもわかるとおり、敵対関係にあったのですが、武田信玄は死の間際子勝頼に対して「天下に頼るべきものは独り謙信あるばかり」と言い残しています。このことからも上杉の義というものを知ることができますな。

歴史を感じる林泉寺をぜひ訪れてみてください☆
ちなみに拝観料は100円で、参拝時間は午前9時~午後5時までです(^^;)



2008.04.24:

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