J2 第29節 vs東京ヴェルディ1969


今回も残念ながらテレビ観戦となりました。
そして、結果は0-1と負けてしまいました。

ただ、この試合は結果よりも内容がすごかった。
こんな試合になることを誰が予想できただろうか!?

前半30分までは普通の試合の流れだったが、突如、モンテディオに悲劇が起こる。相手選手を蹴ったとしてFW林晃平選手が一発レッドカード。続いて前半38分、同じくFWレアンドロ選手も相手選手を蹴ったとして一発レッドカード。テレビだと細かいところまで見えなくなんとも言えないが、状況的に一発レッドカードは厳しすぎではないだろうか!?まずはイエローカードで警告するのが妥当ではなかっただろうか!?
鳴り止まない観客席からの主審に対する野次、ブーイング。

。。。

とにもかくにもすごいことに前半も終わらないうちにツートップがいなくなってしまったのでした。9人対11人。なんとか0-0のまま前半を終わらせたかったモンテディオですが、終了間際に失点。ボールを奪って前を向いてもパスを送るべきFWがいないので、前線にパスを送ることができなく、攻めようがない状態。
後半どうなるのだろうか、サンドバッグ状態になるのだろうか!?と不安になる展開。

そして後半。4-4-0のシステムから選手交代をして4-3-1として後半に臨むモンテディオ。

そんな中、またハプニングが起こる。

モンテディオ山形ゴール前で相手選手とDF内山選手が接触して倒れる。内山選手はダメージが少なく立ち上がるも相手選手は倒れたまま。主審が近寄り、選手の状態を確かめる。そのとき、観客席がどよめく。起き上がったはずの内山選手がまた倒れている。テレビではなんで倒れたかがまったくわからないが、モンテディオの選手が主審に相手選手(倒れている選手ではなく別の選手)の報復行為をアピール。そのとき主審は見ていなかったので、線審や第4の審判に確認するもその報復行為を誰も見ていなくて確認できず、カードなし。見ていたであろう観客席から再びブーイング、野次の嵐。

それでも試合は続きますが、ここからの選手のがんばりはまぎれもなく感動を呼ぶものでした。攻撃を何度も何度も跳ね返し、少ない人数で決定的なシーンを作り出す攻撃はモンテディオの可能性、力を示すものでした。

結果は最初に書いた通りでしたが、後半は失点せず、後一歩のところまで相手ゴールに迫った攻撃は次につながるものでした。まだ、リーグは続きます。内容、結果共に問われるのが、プロですが、次こそすばらしい戦い、勝利を期待してます。
2006.07.24:[モンテディオ山形]

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