磐梯・吾妻・安達太良地熱開発対策委員会

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先日、磐梯・吾妻・安達太良地熱開発対策委員会の設立総会が福島の磐梯熱海温泉で行われ。それに出席してきました。
東日本大震災が起こり、福島第一原発の事故があって以来、エネルギー問題は非常に重要な問題として様々議論されてきました。
その中で地熱エネルギーがエコで再生可能なエネルギー資源ということで注目を浴びています。
テレビとか見ると、良い感じでどんどんやったらいいがな的な気持ちになるけど、本当にそうだろうか!?
原発のときもあれほど安心です、心配いりませんと言っていたことを覚えている人も多いだろう。
真剣に地熱に関するリスクを検討してそれを考慮しないといけないのではないか。
再生可能というが、掘削して何年かすると、すぐに井戸が枯れ、また別のところを何十、何百億円かけて掘削しないといけないのは今までの地熱発電所をみれば明らか。
まぁ、そういう感じで語ればいろいろな問題があるのだけど、そういったコスト面や有限である資源を考慮してみんなが納得できる方法で解決できればいいと思っている。
が、群発地震の問題だけは解決できるとは思えないが・・・。

温泉業界でもバイナリー発電などが、注目されているが、さらに低コストで大きな効果が生み出せるように技術開発が進むといいね~。
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勉強してくださいよホント

> 掘削して何年かすると、すぐに井戸が枯れ、また別のところを何十、何百億円かけて掘削しないといけない

発電所建設費より高い掘削なんてあり得るのですか?
地開協ってとこの発表をちゃんと目を通したんですか?国の委員会のコスト計算はちゃんと目を通したのですか?
勉強もしないで,一部の非科学的原理主義者の言うことを信じ込み,思い込みだけでこんなこと書いてると,温泉旅館は既得権益を保持するために,嘘八百を並べるだけの情けない連中と思われますよ。
群発地震?地熱に関係ないところでも起きているでしょ?ちゃんと調べました?勉強しました?
2012.03.16:一般人:[編集/削除]

Geothermal gradient

一般人さん、
コメントありがとうございます☆

文章から察するに地熱に対して勉強し、頑張っている方だと見受けられます。
それだけにこの文章の書き方は非常に残念な気持ちになります。
もっともそれは自分だけかもしれませんが。

日本秘湯を守る会のHPに温泉資源の保護に関するガイドライン(地熱発電関係)(案)に対する意見が掲載されていますが、そこに記されている通り、地熱資源量には個人的にも疑問が残ります。なので、コスト計算する式に当てはめる数字自体が合っているのかどうか、まぁ、それだけでなく、全てに当てはまることだと思いますが、それはともかくあくまで試算みたいなので、その試算の精度が高いといいなとは思います。

12月に福島で行われた地熱エネルギーに関するシンポジウムで国際地熱協会理事で地熱に関して研究されている方が地震が起きる可能性を説明されました。それに対し、そこにいらっしゃた方々が誰も否定はしていませんでした。まぁ、それが違うのであればそれに越したことはないのが一番だと思います。ただ、そのリスクがないことを説明できるだけの根拠があるならありがたいですし、学のない自分だけでなく、地熱を研究している方々までも納得できる根拠なら良いなと思います。
2012.03.17:ぶーちゃん:[編集/削除]

勉強してくださいよホント2

当方は資源量の話をしているわけではありません。

> 掘削して何年かすると、すぐに井戸が枯れ、また別のところを何十、何百億円かけて掘削しないといけない
に対して,発電所建設費より高い掘削費があり得るのか?疑問を呈したわけです。
貴温泉の温泉井の深度は浅いので,難しいのかもしれませんが,源泉が深井戸の場合の掘削費よりは高いだろうと感覚的にでも想像できると思います。
では,深井戸の温泉掘削費は数十億,数百億もするのでしょうか?


>国際地熱協会理事で地熱に関して研究されている方が地震が起きる可能性を説明されました。それに対し、そこにいらっしゃた方々が誰も否定はしていませんでした。
よく「○○大学の○○先生がおっしゃられたので,○○なんです」と仰られるのを聞くのですが,いつも”あなたの考えは?”と思います。
地熱をやっている人たちの肩を持つつもりはありませんが,そちら側の意見やデータも調べて,それらから論理的に自分の考えを整理すべきではありませんか?
「学がない」というのは”逃げ”だと思います。


群発地震は,それこそ秘湯を守る会の会長さんがやられている温泉の近くでも昭和52年,昭和61年などに起きています。
昭和61年のものは有感地震だけで2000回もの地震が発生した報告があります。これは地熱の影響でしょうか?
一方,私が調べた限り,国内の地熱発電所周辺でこれほどの有感地震が群発したという報告を目にしたことはありません。
よく原理主義的な方は「データを隠している」などと仰られますが,有感の群発地震を隠せるのでしょうか?
地熱発電所では微小地震観測を続けていて,そのデータを元に論文が書かれていたりします。
これらに目を通すと,確かに地震は発生していますが,マグニチュードはマイナスのものが大半です。
そして,そもそも地熱地帯ですので,微小地震は常に発生していますが,開発前のデータと大きく変化したものを目にしたことはありません。
やはり隠しているのでしょうか?


温泉だって,有害物を含んでいるわけですし…。例えば草津温泉の万代鉱源泉のヒ素濃度が日本の地熱発電所のそれより高いこととか,酸性温泉を川に垂れ流し,それを中和するためにどれだけ石灰山が削られたのか…,調べれば調べるほど,新たな疑問がわいてきます。


地熱をやっている人たちの言うことが全て正しいとは思いませんが,だからこそ何でもかんでも地熱のせいにして思考停止するのでなく,多面的に考える必要があると思います。
2012.03.21:一般人:[編集/削除]

Geothermal gradient

一般人さん
コメントありがとうございます☆

前のコメントのように叱咤激励している文章でも別に良かったと思いますが、なんか気をつかっていただいたみたいな感じになって、すみません。

まぁ、冗談はさておき、資源量の調査は大事です。どこでもなんでも掘ればいいというわけではないので、調査自体にまず費用が発生します。単純に2,000メートルくらい垂直で掘るのなら4,5億円の話になると思います。しかし、斜め掘りした場合は深さ=長さではない分、もう少しかかるでしょうし、おそらく、調査のために数億円のボーリングを何本かするでしょう。それでも、その生産井が使えるものでないリスクもあります。また、還元井も掘削する必要があります。その他、機械設備や諸費用がかかることも予想されます。そう考えると、確かに何百億まではいかないな~。すみません、これはそこまでいかないかもしれないですね。

学がないというのは逃げというより正直なところです。
正直、自分としてはまだまだ地熱に対してわからないことが多く、勉強することが多いです。
個人的なスタイルとしてはそういった研究している人に対してはリスペクトの姿勢を持っています。明らかに自分より勉強している人に対して根拠なく乱暴に間違っていますというつもりはありません。今回の場合もあなたの考えは?っていうだけの調査・研究・勉強したわけではないので、否定するだけのものがなかっただけにすぎません。
現状、地震なんて起きないという根拠ある意見が拾えていないだけです。

おっしゃる通り、実際に地熱発電所があるのだからできてから実際にどうなのか?というモニタリングは非常に重要だと思います。ただ、地震にも周期性があるみたいだし、その周期性のずれもあるみたいだし、地震のことに関しても全てわかっているわけでないから一概には言えないと思いますが、データは重要だと思います。隠しているのかどうかの個人的な判断はつきかねます。実際に自分の目で全て見たわけではないから。

そして、あえて言わないできたけど、地震が起きるのは全て地熱のせいだと思っていませんよ。どこからそう思ったのかわかりませんけど。

温泉に様々な物質が含まれていることがわかるからこそ、大深度掘削のリスクを感じるわけです。

なにかのせいにして思考停止するというのは確かに逃げだと個人的にも思います。
自分の文章からこいつは逃げているなと判断し、叱咤激励してくださっている一般人さんは非常にありがたい存在だと思います。
ただ、どこからそう判断したのかがよくわからないですけど。
対策委員会が設立し、これからお互いいろいろな角度から様々な議論が活発化され、みんながより勉強していくことになることが予想されます。
良い発見ができる場になればいいなと思います。
2012.03.22:ぶーちゃん:[編集/削除]

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