ゲド戦記


コクリコ坂からの公開にあわせ、テレビ放送されたゲド戦記を観た。
個人的な感想としては面白かったっちゃあ、面白かったけど、めちゃくちゃ大きな感動はなかった感じだったな。
世界の均衡とか生と死、光と影など、非常に難しく重要なテーマを取り上げた作品ながらもそれをどのように描写するのかというところで少し弱いというかわかりづらかったのかなっていう印象を受けた。
ラピュタやもののけ姫のほうがより世界が危ない感、緊迫感が手にとるようにわかりやすく伝わってくる感じがあるので、そこが違う点だろうか。
あとは父がなんで殺されたのかがすごく簡単に描かれているが、もう少し深く掘り下げるとより主人公の苦しみがわかったのではないだろうか。まぁ、そうすると、より暗い展開になってしまう可能性もあるけどね。ストーリーを盛り上げる明るいキャラクターがより個性的か、もう少しいるともっと多くの人にウケたのかな~っても思った。
まぁ、個人的にはけっこう楽しめた。
とはいえ、よくわからない部分も多く、ウィキペディアを見て、納得する部分も多かったけどね。

アニメって本当にいいものですね~。
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