安全より安さ!?


食品に「安全性」より「安さ」を求める消費者が増えていることが、日本政策金融公庫が9日発表した消費者動向調査結果でわかったみたいですね~。

その調査結果として、食に関して「安全志向」と答えた人の割合は15.6%になり、08年5月の41.3%から大幅に減少。逆に「経済性(安さ)志向」は27.2%から43.2%に高まり逆転した。また「国産志向」は18.2%から12.1%に減った。

調査結果について、同公庫は「08年1月に発覚した中国製冷凍ギョーザによる農薬中毒事件をきっかけに安全志向、国産志向が高まったが、景気悪化で関心が薄れ、節約意識の方が強まった」と分析しているとのことです。

単純に高いから安全であるとも安いから安全でないとは言えないけれども、ただ、安いほう安いほうに向かっていってるというのはこの不況の中、仕方ない部分があるとは感じます。とはいえ、良いものを作ろうとしている方々が苦しんでいるっていうのもつらいところですね。早く景気良くなるといいんですが・・・。

別の話になるが、去年の12月に値下げをした牛丼チェーンは、「すき家」が10日発表した1月の既存店売上高は前年同月比2・2%減少。12月3日に60円下げて定価を320円とした「松屋」の既存店売上高も4・4%減と前年実績を下回ったみたいです。

どちらもすき家の既存店の客数は12・6%増、松屋は4・5%増とプラスとなったが、客単価がすき家で13・1%減、松屋で8・5%減とそれぞれダウンし、トータル的な売上高は減少してしまったみたいですな。

デフレはマジきついぜ。

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