世紀を代表する愚策と思うのである
野田何某という時の大臣が、大飯原発の再稼働を行った。 「私の責任に於いて」 という事であるが。 モノの判断には得るものと捨てるものが付きまとう。 判断、決断とはそういう事である。 得るものと捨てるもの、どちらかしか無ければ決断は必要ないのである。 未来と、経済を秤にかけた末の決断であろう。 国民的に、この事について、国家でも、民意のなかにあっても議論が尽くされたとは言い難い。 氏は、経済を優先した。 停電の不利益や国民生活の不便を、電力が不足する事態に重ね、経済界のみを守ったのだ。 福島の原発の原因は、地震なのか津波なのか分かっていない。 それなのに、原発は安全であると言い切った。 私が敬愛するとあるシェフ様のブログから拝借するリンクであるが、見て頂きたい。 http://www.youtube.com/watch?v=b4gm619_qK0feature=youtu.be 正義など、この国に存在しないのか。 己が欲に、法もなにも無視か。 こんな奴は近所にもいるが・・・・ 世紀の愚策である。 私たちの未来は、一時冷戦の核によって脅かされ、 そして今、日本の核によって、核とその支配者によって脅かされている。 解決は、核を放棄する事。 平和利用であっても、戦争利用であっても、核は危険な存在なのである。
2012.06.16