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事業承継

ここ数年、企業の事業承継が話題になっています。

事業承継とは、今の経営者が後継の経営者候補へ経営権を承継することです。

一番イメージしやすい所だと、社長である父親から息子に社長の座を譲るようなことです。

なぜ、今事業承継が話題になっているかというと、日本の企業は96%が中小企業です。

その中小企業の経営者の平均年齢が58歳です。

一般的な退職年齢である60歳までわずか2年です。

つまり、経営者が高齢化しており、いよいよ後継の人材に経営権を譲らなければならなくなっているのです。

それでは、息子や娘に会社を譲ればいいという話なのですが、昨今は子供も人生いろいろで必ずしも会社を継ぎたいという人は減っています。

したがって、息子や娘がだめなら内部の社員にとなるわけですが、明日から社長してねと言われて出来る人は殆どいないです。

何年も前から社長になるつもりで仕事をしてくれと社長から言われていれば別ですが。

ちなみに、最近実施した帝国データバンクの「事業承継に関する企業の意識調査」では、8割を超える企業が事業承継を経営課題として捉えているとのことです。

詳細は下記を参照してください。

http://www.jinzainews.net/article/body/5cc511158eb20fee2aefd89abd669306

後継を確保できなかった企業はM&Aや、場合によっては廃業しているようです。

事業承継は経営者だけの問題ではなく、社員の生活にも関わる大きな問題ということです。

我々も人材教育や人材紹介を通じて、事業承継がなるべくスムーズに進むようサポートをして行かなければならないと思っています。

 

 

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2013.07.26:吉田博紀:コメント(0):[希望]

キャリアチェンジ

キャリアチェンジとはこれまでのキャリアから新しいキャリア(経験のない仕事)へ(簡単に言うと職種転換。例えば製造現場の仕事から経理事務の仕事へ)自分の仕事の内容を変更するということです。

いろいろなキャリアチェンジの理由があって、「これまで経験してきたことが大分身についたので新しい仕事に挑戦してみよう」や「今やってる仕事がいまいち好きになれなくて」など人それぞれです。

どちらがいいとも悪いともありません。

私自身も銀行員から経営者へ、そして現在人材コンサルタントへとキャリアチェンジを重ねてきました。

これまでの経験以上のことをしたいとの思いもあれば、自分には合わない仕事だなーとの思いでのキャリアチェンジなどさまざまでした。

さまざまな理由でしたが、さほど後悔したことはありません。

おそらくキャリアチェンジしてみなかったことのほうが後悔していたと思います。

逆にキャリアチェンジしたことで「大企業で働く経験」「経営者として事業を構築し実行していく経験(事業は失敗しましたが)」「少人数の企業で働く経験」どれもかけがえの無い経験を積むことができました。

しかし、人材コンサルタントをしていてキャリアチェンジについて気を付けなくてはならないことに気づきました。

それは「今やってる仕事がいまいち好きになれなくて」の場合です。

この場合はもう少し深く考えなくてはなりません。

本当に仕事が好きになれないのか。

それとも会社の雰囲気や一緒に働いている同僚が好きになれないのか。

それが本当の理由なのに、いつの間にかやってる仕事が好きじゃないに変わっている場合があります。

その場合は、キャリアチェンジが失敗に終わる可能性が高いです。

おそらく今やっている仕事は仕事自体に興味があって始めた仕事だと思います。

その仕事以上に好きになれる仕事を見つけられる可能性は小さいからです。

もし理由が会社の雰囲気や同僚なら、キャリアチェンジではなく働く環境を変える(会社を変えたり、独立したり)ことが有効です。

そこを間違えず行うキャリアチェンジは将来糧となる素晴らしい経験を与えてくれますので、勇気を持って実行すると素晴らしい成長の機会となるかもしれません。

 

 

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2013.07.25:吉田博紀:コメント(0):[希望]

社員研修

最近社員研修の件でお邪魔させて頂くことが増えています。

今いる社員の人達に更にスキルアップや意識向上をしてもらい、会社の活性化・業績の向上を図ろうとしています。

これまでは社員の教育よりも日々の売上を追い求めて行かなければならない状況だったのが、少しずつ長期的な投資が出来る環境になってきたということではないでしょうか。

社員は使い捨てではありません。

黙々と目の前の仕事だけをしていればいいというロボットのような存在でもありません。

人によってスピードは違いますが、少しずつ成長して会社を変えていける存在です。

研修の相談を受ける企業は、その点をしっかりと考えている企業のように思えます。

もちろん社員もその点を理解して、能動的に研修に参加しなくてはなりません。

そんな企業や人材が増えれば山形全体の底上げも図れます。

魅力ある商品やサービスを提供している企業は、総じて人材教育に投資をしているように思います。

国単位で考えても、教育に投資をしている国は競争力高いですね。

もっともっと人材に投資をする企業が増えればいいな~と思います。

 

 

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2013.07.24:吉田博紀:コメント(0):[希望]

転職求人倍率

昨日転職サイトDODAで6月の転職求人倍率が発表されました。

よく耳にする有効求人倍率(有効求人数を有効求職者数で除した率)とは違い転職求人倍率は転職者のみをカウントしています。

したがって、有効求人倍率に比べで高い数値になります。

6月の転職求人倍率は1.22倍(5月有効求人倍率0.90倍)でした。

1倍超えてます。

1人の転職者に対して1.22件の求人あるということですね。

景気回復期待で転職希望者数が増えていますが、それでもまだ1倍を超えてます。

ただし、業種や職種別に見ると偏りが見えてきます。

業種では医療が2.25倍、IT/通信が1.99倍に対し、商社/流通が0.27倍、小売/外食が0.69倍と偏ってます。

職種では技術系(IT/通信)が2.21倍、技術系(建築/土木)2.09倍に対し、販売/サービス系が0.59倍、企画/事務系が0.67倍と偏ってます。

ぱっと見、成長産業といわれるところが高いですね。

景気が本格的に回復してくることでの、倍率底上げが期待ですね。

詳しくはhttp://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/012.htmlを御覧ください。

 

 

 

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2013.07.09:吉田博紀:コメント(0):[希望]

景況感改善

山形県内の景況感が改善し16年3ヵ月ぶりに「プラス転換」したそうです。

やっと県内も感覚的に景気が上向いてきているということでしょうか。

企業にお邪魔していて、改善してきているとはそれほど感じませんが、

自動車産業など特定の業種で回復しているのかもしれないですね。

まずは一部の業種からでも、それが少しづつ全体に波及していけば、

採用や就職にもプラスになります。

全体としていい環境になっていくわけですから、

私もこれまで以上に企業と求職者とコミュニケーションを取って、

良いご縁を提供していきます。
 

2013.07.02:吉田博紀:コメント(0):[希望]