悪天候のため順延していた4年生の諏訪堰見学。今日は晴天のもと、大変有意義な学習となりました。
まずは、長井市にある諏訪堰頭首工へ。普段は決して入ることのできなところにも入ることができました。
あまりの高さにびっくりでした。
続いて穴堰を見せてもらました。トンネルの中を水が通っていることに驚いていました。
水路に沿って歩いてみました。気持ちよかったです。
続いて、沼澤伊勢さんの碑がある浅立諏訪神社で村上さんからお話をお聞きしました。どんなお話だったのか4年生の子供たちに聞いてみてください。
ここは、畔藤排水機場です。前は、大雨が降ると、水田が水没してしまうことに悩まされていましたが、この施設により、仮に水没しても、最上川に排水することで短時間でその問題が解消されるようになったそうです。
子供たちは、諏訪堰によって自分たちの暮らしが豊かになっていることや、その堰を開発しようと努力や苦労をした先人がいることを学びました。この見学を生かして、さらに地域の発展に尽くした先人の働きについて学習を深めていきます。
子供たちのためにご指導いただきました置賜総合支庁農林整備課の皆様、水土里ネットやまがたの皆様、町農林課の小関さん、町土地改良区の皆様、広野地区維持管理組合の新野さん、町企画政策課の児玉さん、お忙しい中、ありがとうございました。
校内では・・・
6年生の教室に行ってみると、国語の勉強でした。内容は、「資源や環境を大切にするために、学校で自分たちができることを考え、提案書にまとめる。」ものでした。まさに、今言われているSDGsへの取り組みそのものでした。SDGsとは、国連で採択された2030年までに達成するために掲げた目標(持続可能な開発目標のこと)のことで、将来のために資源や環境を大事にしながら、今の生活をさらにより良い状態にしていくことです。
一人一台の端末を使いながら、まずは現状や問題点を探りました。
調べて分かったことをノートにメモします。
同じテーマ同士、調べたことを出し合います。
キーワードでまとめた付箋紙を大判用紙に張り、調べたことやわかったことなどを分類します。
自然と学びあいが生まれていました。
今日の学習はここまで。このあと、出し合ったものを整理、分析しながら、提案書を作るための学習が進んでいきます。(姿勢もいいですね!!)
とても難しい内容でしたが、6年生の子供たちは、真剣に考え、悩み、協力し合いながら学習を進めていました。さすが、東根小学校の最高学年の子供たちです!