Farm to table ファームトゥテーブル

代表者  寒河江恵市
スタッフ 奥様 
事業内容 ぶどうの栽培
所在地  山形市
連絡先  山形農業協同組合 西部営農センター本沢果樹部会 
     山形市長谷堂1109-1 023-688-5773
生産者  井澤芳太郎
スタッフ 奥様 息子さん
事業内容 なすの栽培
所在地  山形市
連絡先  山形市天神町59
     JA山形中央営農センター 023-684-2547
ご本人の連絡先 023-681-1005
生産者  熊谷利昭 
スタッフ 奥様(千恵子)
事業内容 キャベツ、大根、白菜の栽培
所在地  山形市大字青柳886
栽培地  寒河江市
連絡先  023-623-2186
生産者  加藤友康
スタッフ 家族
事業内容 長ネギ、米の栽培
所在地  寒河江市
連絡先  JAさがえ西村山
     寒河江営農生活センター
     寒河江市中央工業団地75 0237-86-8186
生産者  大山弘一郎
スタッフ 奥様
事業内容 スイカの栽培
所在地  尾花沢市
連絡先  みちのく村山農業協同組合 尾花沢営農ふれあいセンター
     尾花沢市大字尾花沢1611-5 0237-22-2020
生産者  後藤誠雄
スタッフ 奥様、息子さん夫婦
事業内容 枝豆の栽培・さくらんぼ・ラフランスの栽培
所在地  河北町
連絡先  JAさがえ西村山園芸課
     寒河江市中央工業団地75 0237-86-8185
自 宅  西村山郡河北町西里625-1 0237-72-4353
生産者  工藤高男
スタッフ 奥様
事業内容 ももとさくらんぼの栽培
所在地  東根市
連絡先  東根市農業協同組合 東根支所
     東根市大字東根甲1390-1 0237-43-1121(代)
自 宅  東根市大字東根甲2116 0237-43-2010
生産者  高橋喜久雄
スタッフ 家族
事業内容 そばの栽培
所在地  尾花沢市大字原田43
連絡先  0237-28-2542
生産者  柴田吉美
スタッフ 奥様(千恵子)
事業内容 赤根ほうれん草の栽培
所在地  山形市
連絡先  山形市風間1317
自 宅  023-687-2321
生産者  柴田雅子
スタッフ JAさがえ西村山女性部河北支部
事業内容 大豆の栽培
所在地  河北町
連絡先  JAさがえ西村山
     河北営農生活センター
     西村山郡河北町谷地字真木41 0237-72-2125
生産者  菊池良浩
スタッフ なし
事業内容 トマトの栽培
所在地  大江町
連絡先  大江町大字本郷332-42 0237-62-3217
生産者  武田政則
スタッフ 家族
事業内容 きゅうりの栽培
所在地  JAやまがた西部営農センター
連絡先   023-646-5522 
自 宅  山形市南石関49−1
生産者  齋藤良伸
スタッフ 家族
事業内容 食用菊の栽培
所在地  山形市
連絡先  JAやまがた中央営農センター
     山形市天神町59 023-684-2547
生産者  川口俊雄
スタッフ おばあちゃん、奥様、息子さん夫婦、パートさん
事業内容 さくらんぼの栽培
所在地  上山市
連絡先  上山市関根字三島627-2
     JA山形南部営農センター 023-673-3108
自宅   上山市三上53 023-674-3164
生産者  大石隆雄
スタッフ 家族
事業内容 ラ・フランスの栽培
所在地  天童市寺津
連絡先  023-653-9844
生産者  井沢寿一
スタッフ 家族
事業内容 りんごの栽培
所在地  朝日町
連絡先  朝日町営農生活センター
     0237-67-7179
生産者  平吹正春
スタッフ 山形ハーベストサービスの仲間
事業内容 米の栽培
所在地  山形市大字前明石111 
連絡先   ハーベストサービス 023-645-8070
自 宅  023-643-8412
旨いそばが育つには寒暖の差が大きく、霧が多い土地が向いています。丹生川と朧気川が貫流する尾花沢盆地は寒暖の差40度と、まさに好適地です。組合員で石臼も買って粉の販売もスタート。関東の高級な蕎麦屋さんへも卸しているそうです。

米の栄養素は、エネルギー源となる炭水化物が大半ですが、
意外にもアミノ酸を含む
たんぱく質も豊富。ビタミンやミネラルも含んでいます。
トマト倶楽部で栽培している品種は『桃太郎ファイト』。水は磐梯朝日国立公園や、蛍が生息している澄んだ沢から引いています。菊池さんの水やりは、点滴チューブという特殊なチューブを使い、肥料とあわせて一定の間隔で、必要な分だけを少しずつ
与える方法。「人間の健康の秘訣と同じで、腹八分目がいいんだよ」。
また、大敵である灰カビ病を予防するために専用のファンを回して風をあてたり、虫にとって真っ黒に見えるという紫外線をカットするフィルムをハウス内に張るなど、設備面の工夫も特徴的です。「こうすることで、防除剤の使用を減らすことができるからね」綿密な栄養管理と環境の中で育ったトマトたち。果肉が厚く、フルーティな香りと甘さが広がります。
30歳のときに会社員から農業へ転身した菊池さん。転職した理由をうかがうと、
「悔しくない仕事がしたかったから」という言葉が返ってきました。自分の責任で出来ることなら、苦労があってもやりがいに変わるということなのでしょう。各地へ視察に出かけて勉強し、現在は『大江トマト倶楽部』の会長を務めています。
「山形の果物と言えば?」の質問に、ほとんどの人は「さくらんぼ」と答えるはず。
栽培の発祥は、なんと紀元前1世紀頃のイタリアで、明治の始め、日本への導入とほぼ同時に、上山市でも栽培が始まりました
消費者がおいしそうと思うのは、まず見た目。ムラなく真っ赤に色づいたりんごを手に取ります。そのために、生産者は葉摘みをして、まんべんなく太陽の光が当たるようにしてきました。
けれど養分を果実に送る葉を採ることで、甘さは低くなってしまうのです。「これからは味で勝負しようと。光が当たるところは葉を残して、できるだけ自然と同じ状態で作ってみたんです。
省力化にもつながるから、道楽りんごなんて冗談を言いながら(笑)」。結果は当然ながら糖度がアップ。甘さがあって、後味さっぱり。3年前から関東の有名百貨店などから引き合いが増え、
今年から<shinanoすい〜と>の名前でデビューが決定。山形りんごはますます売れっ子になりそうですよ。
「茹でるときは沸騰したお湯に酢を加えて、散らした花びらをさっと入れる。歯触りが大事だから、茹で時間は35秒。冷水にとって一度冷まして、よーく水を切る。シンプルなのは酢醤油をかけるおひたしだけど、クルミ和えや天ぷら、吸い物、漬物など、なんでも合いますよ」。

もともとは京都辺りで食べられるようになったといわれる食用菊。
シャキシャキした歯ごたえと、かすかなほろ苦さが魅力で、
悪玉コレステロールを退治する物質が含まれているそうです。
きゅうりは大半が水分で、栄養素として含んでいるのは、利尿作用やむくみに効果があるカリウム、カロチン、ビタミンCなど。アスコルビナーゼというビタミンCを壊す酵素も持っているため、多種類の野菜を使うジュースなどには向かないと言われていますが、酢を加えることでその働きを止めることができます。
りんご酢を加えたり、料理なら酢の物やドレッシングをかけたサラダなど、太さがまちまちでも曲がっていても味や栄養は変わりませんし、1本使ってもわずか11キロカロリー程度。体重が気になる方にも安心です。
栽培を始めて約20年になる大石さんの園地は、立ち木が行儀良く並ぶ、ぶどう栽培のような棚仕立て。平棚を張って枝の一本一本を結ぶ方法です。「自然仕立てに比べると経費がかかりますし、収穫量も少なくなります。
でも落下しやすい果実を台風から守ることができて、太陽の光が内部まで通りますから、大きさも揃った良い実になります。栄養も行き渡るので、果物の女王という名にふさわしい味になるんですよ」。
栽培の管理は1年中

極上のさくらんぼに仕上げるために、もう一つ大切なのが剪(せん)定です。収穫後の夏の時期と1月から2月の間に、来シーズンのさくらんぼの実り方を想定しながら、余分な枝を落としていきます。川口さんが一番好きな仕事は何ですか?という問いに返ってきたのは、意外にも冬の剪定でした。「雪景色の中で、ただただ枝を切り
落としている時間は、心の中がからっぽになる無の状態。これが何だかいいんだね」。
緑の皮に真っ赤な実が詰まったスイカ。名産地の代表といえるのが尾花沢です。県内はもちろん関東、関西方面へも出荷されるため、名古屋あたりになると、山形の地名は知らなくても、「尾花沢スイカという名前なら知っている」という人も少なくないんですよ。
傾斜地にあるぶどう畑では作業をするのは大変ですが、換気がよい分、温度管理をしやすいとのこと。「薬剤を利用するより、原点に帰って手間をかけることで、本当においしいものができるんですよ」と話してくれました。またつぎの世代へ農業を伝えるために、小学生や中学生を対象にしたぶどう作りの体験教室も行っているそうです。