阿部さんが作る、安心安全は当たり前の自慢のもも「いけだ」。
甘さがあって多汁。見た目はあまりいいとは言えませんが、肉質がしまっており、収穫してから2、3日後が最高です。その反面表面にひびが入りやすく作り方は難しいですが、あのはじめて食べた時の美味しさを消費者のみなさんにも味わってほしいです。 ・「いけだ」は紫紅に色づく特徴がある。 <出荷の流れ> 阿部さんの畑→直販→JA→横浜の金港青果市場→消費者のみなさん ※出回るのは7月下旬〜9月末まで。表面の色の赤い部分が濃く、全体に産毛が密生しているものを選びましょう。 >>> もも農家 阿部一男さん >>> 阿部さんの安全栽培にかける熱き思い |
こだま工房代表
生産者 小玉雄一 スタッフ 奥様 事業内容 青菜の栽培・加工 その他/梅干し 麹みそ 連絡先 村山市大字大久保甲95 0237-54-2034 加工所 0237-54-3906 ・青菜のおいしさは、葉っぱよりも茎でしょうね。 ・在来種の青菜を植えています。間引きをしながら、虫も手で取っていくようにしています。 ・おみ漬けは、天童市内の旅館にも卸しています。 |
○発生する主な病害虫
・アオムシ ○病害虫に使用する農薬 ・アファーム乳剤 ○農薬使用で心掛けていること 根こぶ病に注意して、連作はせず、スイカとの輪作で作っています。 アオムシも場合によっては、手で取りのぞくようにしています。 |
おばあちゃんたちから教わった、伝統的な作り方です。
もともと自家用に作っていた漬物を、30年ほど前から商品化するようになりました。うちのは1株4kgになるのもあるんで、桶漬けにして販売してます。これだとべっこう色になってもおいしいんです。添加物は入れずに塩の力でまろみを出し、自家製の調味料で漬け込みます。茎の肉が厚くやわらかいので、シャキシャキ、バリバリ、 歯触りがいいですよ。 |
苦みの原因になるストレスを与えないようにしています。
種蒔きは、早いと虫が付いて病気になりやすいので、9月10日から20日と遅蒔きしています。青菜はストレスを感じると亜硝酸が溜まって苦くなるんですよ。1株1株の間隔をゆったりとって丁寧に間引きする、肥料もあまり加えない、というのが私の作り方です。 <出荷の流れ> 小玉さんの畑 → 加工所 → 直販&直売所・道の駅 ※「むらやま」など漬物が出回るのは11月20日頃から。生で買う場合は、茎の肉が厚くて大きい株のものを選びましょう。 |
JAさがえ西村山 大江梨部部長
生産者 大泉太吉さん スタッフ 奥様 事業内容 西洋梨の栽培 その他/りんご、なす、米 連絡先 JAさがえ西村山 大江営農生活センター 0237-62-3217 ・光がまんべんなく行き渡るよう、どう剪定するかがポイントです。 ・剪定方法は何通りもあるため、自分にあった方法を確立するまでは苦労しました。 ・現在の生産者は155名。大江町は県内第5位の生産量を誇ります。 |
○発生する主な病害虫
・輪紋病・ハダニ類・シンクイムシ類・カメムシ類 ○病害虫に使用する農薬 ・ドキリン水和剤80・タイタロンフロアブル・ダーズバン水和剤25・MR.ジョーカー水和剤 ○農薬使用で心掛けていること 生協との交流を始めたので、除草剤の使用は一切禁止しています。最低でも年間5回の草刈りが必要で、労力面で大変ですが、安全面での信頼を大切にしたいと思っています。 |
どんな枝振りにするか、経験と感覚で決まります。
剪定による枝の残し方には「主幹形」と「開心形」があって、うちは「開心形」です。いい樹になるまで5〜7年かかるのですが、果実の肥大がいいんですよ。また6年前から、部会全員で土づくりに取り組み、カニ殻とカキ殻を入れた土壌改良材を使って、食味が良い果実を生産する工夫をしています。 |
果肉が緻密で香り高き果実の女王、大江の『ラ・フランス』です。
肩の部分が少しやわらかくなった頃が食べ頃です。 冷やしても常温でも、菓子などに加工しても楽しめる西洋梨。うちで栽培しているのは、糖度が16度以上で450gにもなる大玉のバラードと野生味ある肉質のシルバーベル、果肉が緻密でまろやかなラ・フランス。カリッと固めを好む人、柔らか目が好きな人と、食べ方の好みは分かれるようですが、やはり皮を剥いて汁がぽたぽた流れる頃に食べるラ・フランスが一番好きです。 <出荷の流れ> 大泉さんの畑 → JA → 県内のスーパー・生活クラブ生協&関東・関西の市場 ※出回るのはバラードが10月上旬〜、ラ・フランスが10月下旬〜、シルバーベルが11月中旬〜12月下旬。 |
安達さんが作る、夏の風物詩、シャリ感がたまらないスイカ「祭ばやしスリーセブン」。
空洞が少なく、実がしっかりかたいから歯触りが良い。それでいて糖度は2割増し。大玉に育てるため、1株から2〜3個しか採りません。露地ものですから、梅雨の時期の交配など、気候の変化をみながら工夫をしています。 <出荷の流れ> 安達さんの畑→JA→関東、仙台などの市場→大石田町内 ※出回るのは7月中旬〜お盆過ぎまで。「祭ばやし777」は、皮の縁が濃く、果肉も鮮明です。 >>> スイカ農家 安達但男さん >>> 安達さんの安全栽培にかける熱き思い |
3月になると土作り、そして苗の定植がスタート。通常は40cmの間隔で植えるそうですが、菊池さんのやり方は80cm間隔。ハウスの広さに対して、これでは収穫量が少ないのでは?
「いやいや、これは<主枝更新3本仕立て>という特別な仕立て方で、こっちの方が根っこがよく張るから、今まで以上に実がなるんだよ」。 苗を植えたばかりの4月下旬は、トマトの生長に合わせて土を温める時期。ハウスは赤ちゃんの保育室と同じ状態です。「トマトのことが気になるから外泊もしない」。十分に養分を蓄えられるよう、温度管理に細心の注意をはらわなけばならないのです。いつしか風、雨など天気によるわずかな変化を身体で感じるようになり、ハウスの中のにおいでトマトの状態も分かるようになったとか。 |
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by Kaori Asakura