Farm to table ファームトゥテーブル

栽培を始めて約20年になる大石さんの園地は、立ち木が行儀良く並ぶ、ぶどう栽培のような棚仕立て。平棚を張って枝の一本一本を結ぶ方法です。「自然仕立てに比べると経費がかかりますし、収穫量も少なくなります。
でも落下しやすい果実を台風から守ることができて、太陽の光が内部まで通りますから、大きさも揃った良い実になります。栄養も行き渡るので、果物の女王という名にふさわしい味になるんですよ」。