病害虫に使用する農薬
○発生する主な病害虫
・斑点落葉病・褐斑病・ハダニ ○病害虫に使用する農薬 ・ロブラール水和剤・ベンレート水和剤・オサダンフロアブル ○農薬使用で心掛けていること 指導書通りの使用量にとらわれるのではなく、自分たちの園地にあわせて少な目に使っています。収穫に影響がなければ、多少の虫がいても問題ないと思いますし、健全な樹を育てることが大切です。 |
○発生する主な病害虫
・さび病・ネギアザミウマ・黒斑病・べと病 ○病害虫に使用する農薬 ・バイレトン水和剤5・モスピラン水溶剤・ポリオキシンAL水和剤・リドミルMZ水和剤 ○農薬使用で心掛けていること さび病はいっきに広がるので、よく見回って防除に務めます。出荷前の検査は毎月1回。部会でランダムに提出し、問題があれば全体の出荷がストップになる仕組みです。 |
○発生する主な病害虫
・斑点病・ヨトウムシ ○病害虫に使用する農薬 ・ダコニール1000・アファーム乳剤 ○農薬使用で心掛けていること 病原菌は土の中にいるので、排水を良くしてカラッとさせ、春作の場合はハウス内の換気にも気をつけています。健康な苗を作ることで、消毒は月に1回程度で済んでいます。毎年、土壌診断もしてもらっています。 |
○発生する主な病害虫
・べと病・ネキリムシ類・カメムシ類 ○病害虫に使用する農薬 ・ドイツボルドーA・カルホス微粒剤F・バイスロイド乳剤 ○農薬使用で心掛けていること どのタイミングで防除をするか、適期を見極めてバシッと行うことも、熟練技の一つです。山形には越冬できない虫が多いことから、殺虫剤の量を減らせるので全国的に見ても減農薬栽培になっています。 |
○発生する主な病害虫
・つる枯病・炭そ病・斑点細菌病・アブラムシ ○病害虫に使用する農薬 ・ロブラール水和剤・ダコニール1000・ビスダイセン水和剤・DDV乳剤50 ○農薬使用で心掛けていること つる枯病になってしまうと、ほぼ全滅してしまうので防除に注意を払います。基本的に農薬は使いたくないと思うのが当然ですから、最小限の使用量です。メロン部会は現在18名。畑での講習会を独自で行っています。 |
○発生する主な病害虫
・アブラムシ類・ハダニ類 ○病害虫に使用する農薬 ・アドマイヤー1粒剤・ニッソランV乳剤 ○農薬使用で心掛けていること アブラムシ類はウィルスを媒介してしまうので、里芋の生育をさまたげないよう、植え付けの時に殺虫剤を使います。乾燥するとハダニが出るので、水やりをまめにして対策をとっています。 |
○発生する主な病害虫
・アブラムシ類 ○病害虫に使用する農薬 ・アドマイヤーフロアブル ○農薬使用で心掛けていること 今年は暑かったので、灰カビもなく殺菌剤はつかいませんでした。病気に強いので、月1回の消毒で充分。3、4年前から自主検査を始め、週1回の検品検査を受けています。 |
○発生する主な病害虫
・ヨトウムシ類・アザミウマ類 ○病害虫に使用する農薬 ・特になし・特になし ○農薬使用で心掛けていること 基本的に農薬は使いません。病気にかかりやすい作物ですが、枯れたものや虫がついたものは、毎日気が付いた時に、こまめに手で取り除いています。また、ハウスは防虫ネットを使い、害虫の侵入を防いでいます。 |
○発生する主な病害虫
・アブラムシ ○病害虫に使用する農薬 ・ベストガード粒剤 ○農薬使用で心掛けていること 連作障害がでるので、1、2年おいて土を休ませながら栽培しています。アブラムシが付くと真っ黒になってしまい、出荷できなくなるため、少々の防除剤などは使用しますが、減農薬を心がけています。 |
○発生する主な病害虫
・アオムシ ○病害虫に使用する農薬 ・アファーム乳剤 ○農薬使用で心掛けていること 根こぶ病に注意して、連作はせず、スイカとの輪作で作っています。 アオムシも場合によっては、手で取りのぞくようにしています。 |
○発生する主な病害虫
・灰星病・褐色せん孔病・ハダニ・オウトウショウジョウバエ ○病害虫に使用する農薬 ・インダーフロアブル・ボルドー液・バロックフロアブル・デルスターフロアブル ○農薬使用で心掛けていること 収穫期にビニールがけすることで、雨にぬれて果実が割れるのを防ぎ、 灰星病の発生を予防しています。 ミツバチ、マメコバチで受粉を行っているので、 影響のある殺虫剤の使用を控えています。 また、枝の強弱に会わせて下枝まで光が十分にはいるようにせん定することで、 病害虫の発生しづらい環境を整えています。 |
○発生する主な病害虫
・灰色かび病・ベと病・褐斑病・カミキリムシ類 ○病害虫に使用する農薬 ・スイッチ顆粒水和剤・ストロビードライフロアブル ・ICボルドー66D・ラビキラー乳剤 ○農薬使用で心掛けていること 清野さんが部長をつとめる大江ぶどう部会では、 全員がエコファーマーの認定を受け、化学農薬と化学肥料の使用を削減、 堆肥投入による土づくりに取り組んでいます。 手間はかかりますが除草剤を使わないで草刈りをしたり、 古枝の粗皮を削ったり、園地を耕うんなどして、 病害虫の出にくい環境を作り、防除を削減しています。 |
○発生する主な病害虫
・灰星病・黒星病・せん孔細菌病・シンクイムシ ○病害虫に使用する農薬 ・ロブラール水和剤・ベルクート水和剤・デランフロアブル・フェロモン剤 ○農薬使用で心掛けていること ももは実にカビがつく灰星病、内部を食べるシンクイムシ、 樹全体を弱らせるせん孔細菌病などの病気にかかりやすいデリケートな果物です。 その中でも病害虫の発生を予察したり、フェロモン剤をつかうなど、 農薬を減らす工夫をしています。 地域のもも桃栽培農家全員がエコファーマー取得に取り組み、 地域全体で安全安心な果物づくりを行っています。 |
○発生する主な病害虫
・ミカンキイロアザミウマ・灰色かび病・葉かび病 ○病害虫に使用する農薬 ・モスピラン水溶剤・ベルクート水和剤・ダコニール1000 ○農薬使用で心掛けていること トマトは高温多湿に弱く、梅雨期や高温などの条件で病害虫が発生します。 特に梅雨期には灰色かび病という葉や果実を侵す病気が発生するため、 予防的な防除は不可欠です。また、近年、トマト黄化えそ病を媒介する ミカンキイロアザミウマが増加しており、害虫対策も欠かせません。 |
○発生する主な病害虫
・土壌病害・アザミウマ類・アブラムシ類・うどんこ病 ○病害虫に使用する農薬 ・バスアミド微粒剤・スピノエース顆粒水和剤 ・ベストガード水溶剤・アミスター20フロアブル ○農薬使用で心掛けていること 収穫期が近づくとアブラムシやうどんこ病等の病害虫の発生が増えてきます。 これらの病害虫が多発すると腐れや変形果の原因となり食用に適さなくなります。 残効期限が短く毒性の低い農薬を使って、 安全で美味しいなすづくりに努めています。 |
○発生する主な病害虫
・つる枯病・炭そ病・褐色腐敗病・ワタアブラムシ・ハダニ ○病害虫に使用する農薬 ・ダコニール1000・ダイセド水和剤・リドミルMZ水和剤 ・モスピラン水溶剤・コロマイト乳剤 ○農薬使用で心掛けていること スイカは乾燥地帯が原産で、梅雨時期には褐色腐敗病や炭そ病、 炭疽病といった病害が多発します。またアブラムシは、 生育初期から茎葉に寄生し、生育を著しく阻害したり、 モザイク病等、重大な病害を媒介します。 放置すると病害虫が蔓延し、収穫できなくなるため、 必要に応じた農薬防除を実施します。 |
○発生する主な病害虫
・灰色かび病・うどんこ病・アザミウマ類 ○病害虫に使用する農薬 ・ボトキラー水和剤・トリフミン水和剤・モスピラン水溶剤 ○農薬使用で心掛けていること 冬期間は保湿のため密閉するので、病気が発生しやすい条件になりますが、 微生物を利用した農薬で対応します。 ハウスの中では交配のためミツバチがいるので影響が少ない農薬を選んでいます。 また「おとめ心」は根が強く、生育が旺盛なので害虫もつきにくく、 薬剤散布の回数が減らせるのではないかと期待されています。 |
○発生する主な病害虫
・うどんこ病・べと病・ミカンキイロアザミウマ・アブラムシ ○病害虫に使用する農薬 ・ベルクート水和剤・ダコニール1000・コテツフロアブル・モスピラン水溶剤 ○農薬使用で心掛けていること 梅雨期などの高温多湿な条件が続くと病害虫が増えてきます。 この時期、敷きわらをしたり通風に注意しますが、 これらの管理だけでは完全に防ぐことはできません。 きゅうりは毎日収穫されるものですから、 農薬は収穫前日まで使える毒性の低いものを使用しています。 |
○発生する主な病害虫
・茎枯病・ヨトウムシ・ジョウシホシクビナガハムシ・ハスモンヨトウ ○病害虫に使用する農薬 ・ICボルドー・アディオン乳剤・DDVP乳剤50・アファーム乳剤 ○農薬使用で心掛けていること 収穫期間中は殆ど農薬を使いません。収穫が終った後、 葉を茂らせて秋まで地下部に栄養を貯めますが、 この期間は病害虫の発生が多いため、 適切に農薬を使用して健全な株養成を行い、 次年度においしいアスパラガスが採れるよう努めています。 |
(C) Stepup Communications Co.,LTD.
・輪紋病・ハダニ類・シンクイムシ類・カメムシ類
○病害虫に使用する農薬
・ドキリン水和剤80・タイタロンフロアブル・ダーズバン水和剤25・MR.ジョーカー水和剤
○農薬使用で心掛けていること
生協との交流を始めたので、除草剤の使用は一切禁止しています。最低でも年間5回の草刈りが必要で、労力面で大変ですが、安全面での信頼を大切にしたいと思っています。