安全・安心な山形の野菜
コクと旨味が自慢の「秘伝豆」は『ハッピー枝豆』で出ています。
茹でていると隣近所に分かるくらいです。 彼岸の頃がピークの秘伝豆。秘伝は枝豆の中でも特にボリュームがあって、香りと甘みが強く、コクがありますね。味がいいので、大豆としても評判がいいんですよ。 <出荷の流れ> 1.上村さんの畑 → JA → 関東・関西の市場&仙台・福島・県内のスーパー 2.上村さんの畑 → 寒河江市、河北町のJAアグリ店 ※秘伝豆が出回るのは9月15日頃より10月5日頃まで。生で食べてみて甘いと感じるものは、いい品です。 |
繊細なネットが美しい尾花沢の『アールスナイト夏2』です。
メロンを育て始めて30年になります。 メロンの評価は見た目、つまりネットのきれいさが大切な要素なんですよ。いろいろな品種を作ってみましたが、ここ10年位は『アールスナイト夏2』を栽培しています。ふわっとした網目状で、なんというか女性らしい感じの形状で、栽培している時の玉のび(成長)もいい。この土地の気候にも合いますね。栽培を始めて30年になりますが、いいメロンが出来た時は最高ですね。 <出荷の流れ> 1.早坂さんの畑 → JA → 東京の市場 2.早坂さんの畑 → 直販 ※9月初旬から10月いっぱいまで出回ります。買ってすぐより、少しおいてからがおいしいです。 |
つるっと美味しい売り出し中の「つるり里芋」です。
試験的に作っているとき、こりゃ美味いって手応えを感じました。 里芋は種いもの保管や管理が大変で、その状態によって質が左右されます。つるり里芋は無菌状態(試験管の中)で育てた苗を定植し栽培するので、病気が少くなく、生育の揃いがいい。また収穫した芋は日持ちがよく、味もおちません。2年間、試験的に作り、平成10年から本格スタートしました。早く煮えて、くずれにくく、翌日もころころしたまま。でも食べるとやわらかく、ごそごそしない。つるりは煮物に向いているから、芋煮にもぴったりなんです。 <出荷の流れ> 1.仁藤さんの畑 → JA → 生協共立社 2.仁藤さんの畑 → 寒河江市のJAアグリ店 ※9月から出回ります。里芋は1株から小芋と孫芋合わせて30個位採れます。 |
くっきり星形の『花笠オクラ』は、中山の特産です。
高知や沖縄なども視察してきました。 7年前から栽培している「花笠オクラ」は、さやの色が濃く、5角がはっきりしているのが特徴。2年物のもみ殻を入れた堆肥で土づくりをしていますが、基本的には水も肥やしもあまりいらない作物で、病気にも強いです。とはいえ、質の高いものを作るまでには20年かかりましたよ。 <出荷の流れ> 1.渡辺さんの畑 → JA → 県内のスーパー 2.渡辺さんの畑 → 中山町のひまわり朝市 ※出回るのは5月末〜11月上旬。頭の切り口がきれいなものを選びましょう。 |
寒河江のお母さんが栽培した『月山つるむらさき』です。
昭和55年から露地栽培をしているんですよ。品種は、大きく青茎系と紫茎系に分かれますが、私は青茎系を栽培しています。露地栽培は葉の色が濃くて肉厚だから、口当たりはちょっとごそっとするけど、味がしっかり。ハウスものは葉の色がやや淡く、トロみがあって食べやすいわね。お浸しだけじゃなく、からし和えや、中華炒め、葉の天ぷら、茎のきんぴらと、捨てるところがないから、余すことなく楽しんでください。ビタミンA、カルシウム、鉄分などが豊富で健康にいいですよ。 <出荷の流れ> 遠藤さんの畑 → JA → 県内のスーパー&東京の市場 ※露地は6月中旬〜9月末、ハウスは5月上旬〜10月末まで出回ります。葉がいきいきしたものを選びましょう。 |
これぞ激カラ!山形の『青辛なんばん』です。
消費者のニーズに合わせて、辛いタイプを作っています。 とうがらしの辛さは皮と種ではなく、中のわたの部分。関東からの「もっと辛いものを」という要望に応えて、10年前から辛い品種を作り始めました。葉は醤油で煮たり油炒めにするなどして食べられますから、県内に出しています。この辺りで栽培している農家は少ないので、定期的に出荷できるようにしたいです。 <出荷の流れ> 遠藤さんの畑→ JA → 県内のスーパー&県内・関東方面の市場 ※6月上旬から収穫が始まり、出回るのは10月中旬まで。まっすぐで形がよく、細く長いのが特徴です。 |
苦みの原因になるストレスを与えないようにしています。
種蒔きは、早いと虫が付いて病気になりやすいので、9月10日から20日と遅蒔きしています。青菜はストレスを感じると亜硝酸が溜まって苦くなるんですよ。1株1株の間隔をゆったりとって丁寧に間引きする、肥料もあまり加えない、というのが私の作り方です。 <出荷の流れ> 小玉さんの畑 → 加工所 → 直販&直売所・道の駅 ※「むらやま」など漬物が出回るのは11月20日頃から。生で買う場合は、茎の肉が厚くて大きい株のものを選びましょう。 |
山内さんが作る、初代桃太郎よりも丈夫な、パワーアップした味のトマト「桃太郎エイト」。
果肉がしまっているから、皮を湯むきしてサラダにすると最高です。 ・従来の品種に比べ病気に強いトマト。 <出荷の流れ> 山内さんの畑→JA→関東の市場→道の駅「むらやま」→村山市内の幼稚園、小学校、中学校の給食 ※6月下旬〜11月上旬まで出回ります。手に持って、ずっしりと重いものを選びましょう。 >>> トマト農家 山内正秀さん >>> 山内さんの安全栽培にかける熱き思い |
笹沼さんが作る、宝石のような色のなす「蔵王サファイア」。
皮が柔らかいのが特徴なので、一夜漬けにいいです。色つやも良く、食欲をそそりますよ。山形を代表する夏の味を、もっと早い季節から味わえるようにして、消費者のみなさんによろこんでもらいたいという思いで、ハウス栽培は無理と言われていたナスづくりに挑戦しました。 <出荷の流れ> 笹沼さんの畑→JAやまがた→市場→主に山形・秋田・福島・仙台の消費者のみなさん ※出回るのは4月〜10月末まで。表面にテリがあるものを選びましょう。 >>> なす農家 笹沼和裕さん >>> 笹沼さんの安全栽培にかける熱き思い |
安達さんが作る、夏の風物詩、シャリ感がたまらないスイカ「祭ばやしスリーセブン」。
空洞が少なく、実がしっかりかたいから歯触りが良い。それでいて糖度は2割増し。大玉に育てるため、1株から2〜3個しか採りません。露地ものですから、梅雨の時期の交配など、気候の変化をみながら工夫をしています。 <出荷の流れ> 安達さんの畑→JA→関東、仙台などの市場→大石田町内 ※出回るのは7月中旬〜お盆過ぎまで。「祭ばやし777」は、皮の縁が濃く、果肉も鮮明です。 >>> スイカ農家 安達但男さん >>> 安達さんの安全栽培にかける熱き思い |
小林さんが作る、味、質とともにかなり期待の新品種いちご「おとめ心」。
適度な酸味と濃厚なうまみ。衝撃的な味で、これだという手応えを感じたいちごです。しかも実が硬くて日持ちが良いです。 ・逆三角形の形がきれいなのも「乙女心」の特徴。 ・ベット式の栽培はいちごが直接土につかないので、病気が発生しにくい。 <出荷の流れ> 小林さんの畑→JA→天童の市場→スーパー→観光物産館「わくわくらんど」など ※艶があって、種が浮き上がっているのが良い状態。出荷時期は3月下旬〜6月上旬までです。 >>> いちご農家 小林誠一さん >>> 小林さんの安全栽培にかける熱き思い |
堀さんのつくる、生でうまい昔ながらの味のきゅうり「プリティ」。
皮に張りがあり、中は柔らかて弾力もある。生でぱりぱり食べると、口の中にほのかな甘みが残ります。サンドイッチとかに使用すると最高です。姿のいいキュウリを作ることが、堀さんの信条です。 ・地面に這わす方法で育てたキュウリを「地這いきゅうり」といいますが、プリティは地這いの味がします。 ・水分と肥料のバランスが悪いと、曲がったキュウリになってしまう。 <出荷の流れ> 堀さんの畑→JA→市場→青森、関東→営農センターで直販 ※出回るのは5月〜7月中旬まで。プリティのイボは小さめなのが特徴です。 >>> きゅうり農家 堀弘一郎さん >>> 堀さんの安全栽培にかける熱き思い |
渡辺さんのつくる、一生食べたら忘れられないアスパラガス「バイトル」。
まさに健康野菜のアスパラガス。シャキッとしていて、朝採りはとても甘い。アスパラギン酸・カロチン・ビタミンCなど、健康にいい栄養素をたっぷり含んでいますからね。消費者の方には毎朝新鮮なアスパラガスを食べてほしいです。 <出荷の流れ> 渡辺さんの畑→JA→市場→おもに山形のスーパー ※出回るのは春から夏の間。長さを27cmに揃えて、120gで出荷しています。 >>> アスパラガス農家 渡辺長四郎さん >>> 渡辺さんの安全栽培にかける熱き思い |
(C) Stepup Communications Co.,LTD.
特に食べて欲しいと思うのは「元蔵」ですね。
10年前から、9月1日に行われる日本一の芋煮会フェスティバルに協力していて、部会で約6000本を提供しています。品種は「元蔵」「秀逸」「美白」「吉蔵」などがあって、それぞれ収穫の時期が違います。中でも元蔵は春の早い時期から栽培して11月下旬まで収穫でき、やわらかさがダントツ。煮物にもいいですよ。
<出荷の流れ>
加藤さんの畑 → JA → 県内のスーパー&関東の市場
※出回るのは7月20日〜12月中旬。葉の色が濃く、白根がしまっているものを選びましょう。