上和田に建てらた同じ年に、川西町にも建っています。
口田沢から小松へ向かう道を、上奥田集落のすこし山手の方の道沿いに、木立があり大宮様という小さな祠があるその前方にありました。
大宮様の祠は、氏子さんらしき名前が書いてある碑や、布がかけられており、お祭りがおこなわれているのがわかります。
草木塔の方は、その前方にひっそりとあります。
もともとここにあったものなのか、どこかから移動してきたものかはわかりません。
ここの脇は旧道があったのではないかという感じの名残があります。
草木塔は凝灰岩でできており、お墓形です。
表面には「草木塔」という文字ですが、草の日の部分を縦線が通っています。
年月日塔は摩耗しており、かろうじて読める程度。
資料によると、明治9年(1876年) 、一村中とありますが、もうちょっと何か書いておるように見えました。
後日、もっと詳しく調べようと思います。
石塔の脇には、町で建てた説明看板がありましたが、すでに雪囲いされていました。
大宮様のお陰で、集落の人に見守られてちゃんと建ってるように感じました。