本日6月29日は、「ビートルズ記念日」です。
当時、人気絶頂だったイギリスのロックグループ「ビートルズ」の初来日が
1966年(昭和41年)6月29日だったことから由来しています。
私はまだ生まれていませんが、JALの法被を羽織った4人が飛行機から降りてくる
白黒映像が思い浮かんできます。
ビートルズのコンサートツアーはこの年の8月に終了し、以後、レコーディング
アーティストとして活動することになったため、4人そろっての来日はこの年が
最初で最後となりました。
ビートルズの日本公演は、翌日から3日間(5公演)、日本武道館で行われました。
しかし、今でこそ武道館のライブコンサートは当たり前ですが、当時は「長髪の
不良グループまがいの外国人」に神聖な武道館を貸して、「ギャーギャー大騒ぎを
するのはケシカラン」という頭の固い人たちからの批判も多かったそうです。
ビートルズ来日の際、羽田空港は相当な混乱が予想されたが台風の影響で飛行機が
が遅れて、到着が29日の未明にずれ込み、空港到着時のファンは500人程度しか
いなかった(と言っても大勢の警官やマスコミもいて物々しかった)そうです。
(台風がなければ記念日は6月28日でしたね・・・)
それでも、入国審査は機内で行われ、移動ルート全てに警官配置、首都高閉鎖と
いった厳重警備が敷かれました。(空港から宿舎まで約3万人の警官が動員)
警備は彼らの宿舎や公演会場でも厳戒に行われ、会場では、観客8,500人に対し
1,700人もの警官が配置されたそうです。
(観客1万人に対し3,000人という情報もあり)
そして、学校をさぼってかけつけた高校生ら約6,500人が警察に補導されました。
以上、ビートルズ記念日の雑学でした。
慶応義塾大学法学部教授の大和田俊之氏(専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究)
によると、「BTSはビートルズかもしれない」とおっしゃっていました。
また、2018年イギリスのBBC放送は「O2アリーナでの公演を全席完売させた」
BTSのことを「21世紀のビートルズ」と紹介していました。
たしかに、ビートルズとBTSは共通点が多い気がしますね。
説明すると長くなりそうなので、これ以上はやめておきます・・・