写真はまるおじさんの作品であり、お花見においでになった時の作品である。この作品は、2026年度第27回「鉄道のある風景写真コンテスト」で「春の四季賞」を受賞した作品である。この写真に対して来場者から投句されたのが次の句である。お花見に集う写真家仲間のワイワイとした雰囲気が見えるようである。
「さくら咲き古き駅舎に集う人 花と列車の写真に夢中」
写真の脇に添えられたのが、嘉宏さんの短歌である。それは先の句とは全く違った内容のものであり、嘉宏さんのもう一つの作品と合わせて紹介する。
「重き荷を背負い乗り込む長井線 17歳の配達の日々」(嘉宏)
「車ともバスとも違う乗り心地 ゴトンゴトンと郷愁誘う」(嘉宏)
嘉宏さんがどのような人生を歩んできたのか。そして今回、列車に乗った時に浮かんで来た「郷愁」とはどんな感情であったのか。嘉宏さんが咲き誇る枝垂れ桜を見た時に浮かぶ景色はどんな景色であろうか。歌人の視線は自分自身に向けられているのかもしれない。「歌を詠む」とは、時には自らの人生に対峙することを強いるものかもしれない。
【おらだの会】今展は、本日の午後1時半から4時までで終了となります。どうぞおいでください。



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