写真は土屋勝範さんの作品である。右に長井駅のホームに佇む女性、中央に成田駅の枝垂れ桜、左には長井駅から蚕桑駅までの乗車券が2枚。組写真風に仕上げられていて、これ自体で旅の物語が綴られそうなユニークな作品である。硬券が2枚あるのはなぜだろう、と考えてしますのですが•••••。
「カメラ抱き背にはリュックの旅の人 わが長井線に乗りくるは嬉し」(美壽)
短歌は、美壽さんの作品である。若い旅行者がリュックを背負い、カメラを抱えて乗車してくる情景を詠んだものだろう。「わが長井線」、「嬉し」という言葉に、故郷を走る長井線を誇らしく思う作者の心情がみえてくるように思う。
長井線に若い旅人の姿を見ることは嬉しいことだ。この旅が、この地を訪れた人たちの心に、何かを残してくれることを願っている。
トカイヲ ハナレテ タビスル ヒトヨ
キミハ ナニヲ モトメテ キタノカ
トカイニ カエル タビビトヨ
キミハ ナニヲ ミツケタ ダロウカ
→ 「長井線リポート(32) 高架を超えて:おらだの会」より



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