最後はSilver Wingさんの「かたはれ時に向かって」。Silver Wingさんの作品は、すべてつばさ号を題材としているが、夕暮れの中を走る姿を映したこの作品は特に印象深いものである。
作品以上に印象深いのが題名である。杪冬(びょうとう:冬の終わり)、寳果(ほうか:宝物のような果実)という難しい漢字を使用したものがある。またアニメ「君の名は」で使われたという「かたはれ時」、そして楽曲名からとられた「君がいた夏」、「Heavenly Flight」もある。
作品に添えられた題名は、鑑賞者にとってはその作品をより深く理解することを助けてくれるものであり、作品の一部とも考えられる。Silver Wingさんの作品は、若い人は写真と音楽、物語が融合して創作していることを示すものかもしれない。まさに「若い感性」なのかもしれない。若い作家さんがそれぞれの目指すものを求めて、銀の翼を広げて羽ばたかれることを願っている。



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