続いて、たなあきさんの作品「厳冬を支える」である。「厳冬を支える」というタイトルは、厳冬の中でもみんなの足として暮らしを支えているという意味であろうか。
車体に雪をまとった列車がホームに並んでいる。運転手の姿が見えないことで、列車同士が会話しているように思えてくる。「今日は吹雪くね!」「あそこの吹き溜まりには気をつけろよ」などと、お互いに声を掛け合って、励まし合っているようにも見えるのである。そしてこの舞台にとって、雪は不可欠な小道具であることに気づかされる。
鉄道写真には車両、駅、人、自然など、たくさんの題材があるけれども、テレビで人気の「機関車トーマス」のように、列車同士の物語があっても楽しいように思う。さて、子供たちは、この作品にどんな物語をイメージするのだろうか。



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