おらだの会や山形鉄道に貢献してくれた方として、広田泉さんと米屋こうじさんと共に伊藤桃さんが上げられるだろう。伊藤さんとの出会いは、令和3年(2021年)の12月。私達がイルミネーションの設置作業をしている時に、羽前成田駅にたまたま立ち寄ってくれたのが最初でした。その後に投稿された伊藤さんのブログやユーチューブを見て、「旅鉄タレント」と評される意味を知ることになります。地域の風景や駅舎の佇まいを感じ取る感性と表現力、そして地元の人に向けられる優しい眼差しを感じたものでした。そこには「ローカル線の魅力」を考える上で、とても大事なものがあるように感じたものでした。
伊藤さんにどうしてこの駅が好きなのですか?と訊ねたことがあります。すると、古い駅舎が好きだ、とのこと。歴史のある建物には余白があって、そこに居ると自分の居場所と想像が広がる空間があるのです。それは古民家やお城などと同じように、そこに生きていた人々の思いが感じられるからだと思うのです、とのこと。私は古い建造物以上に、その駅を守っている人達の生き様に惹かれるのだと思います。だから、ローカル線を守っている地元の人達を応援したいんです、と。
伊藤さんは仕事も含めて今日まで9回も成田駅を訪れてくれました。そして令和6年(2024年)の長井線祭りには、赤湯駅の一日駅長を務めてくれました。今年(令和8年)の5月には「ローソントラベルツアー」、米屋こうじさんとの「山形鉄道での撮影ツアー」、7月には「令和に残したい列車旅==山形鉄道編」展を開催。山形鉄道を応援してくれています。まさに「駅舎がつないでくれた『縁』」です。
•地元愛で守り続ける木造駅舎
•大人になっても出会える「第2の故郷」
•誰にでも「お帰り」と迎えてくれる場所が、ここにはあります。
•見送る背中も温かい



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