サンカヨウ(天元台で)

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6月10日、運休整備期間の天元台高原、歩きで登るしかないのできついですが、植物観察がてら第2リフト降り場から少し上まで散策、人形石まで行きたいところだが・・ここは夏山営業してからだね・・そんな体力はもうない、整備中に毎年観に来るリフト線したの花・・サンカヨウが咲いてました、本州中部から北海道にかけてと、ロシアのサハリン(樺太)にも分布しています。

尾瀬ヶ原(福島・群馬・新潟県、標高約1400m)や志賀高原(長野県、約1300~2300m)のような標高が高く、涼しい山地から亜高山帯(1600~2400m)にかけて自生している

サンカヨウは雨に濡れると白い花が透明になるといい、何回か目にしてます・・少し調べてみたら、ただ濡れるだけでは透明化はしませんとある。開花時に、長時間にわたって自然降雨などが続き、低温高湿状態になったときに“花びらが透けることがある”というのが実際の状況です。雨の降る日でも、透明にならず白いままというケースも少なくありませんというにですね、開花する1週間と長雨の時期がちょうど一致することなども含め、さまざまな自然条件がそろったときでないと、透明なサンカヨウに出合うことは難しいといえますとあるのです・・雨だからすぐなるわけでないし・・見つけたらラッキーですね

山仲間に言われて、スプレーで濡らしてみたが透明にはならなかったね・・そう、簡単ではないのですね、白く見える花は白色の色素をもっておらず、実際の花びらは透明・・ところが、この透明な花びらの細胞にはたくさんの小さな空気の泡が含まれ、この泡が光を乱反射するため、普段人間の目には白い花に見えるというのです。
雨が降るとその水分が花の細胞の中に入り込み、光の乱反射が起きにくい状態になって、サンカヨウの花びらは本来の透明な状態に見えるようになります。

2025.06.12:li-no3:[菜園・食・花]

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