天元台高原スキー場の湯元駅(920m)から高原駅(1350m)に向かうロープウエイから毎年2~3頭ほどの日本カモシカに出会える、急斜面に雪が積もり木の芽に口が届くようになるくらい、ある程度の雪が積もってからです。春になり雪が融けると、とどこかに移動します、ロープウエイ1番支柱に手前の左斜面、2番目支柱からすぐ右、また左側の松の木の下や斜面、3番支柱前の右斜面などによくいますね・・1月20日1番支柱手前の斜面と2番の支柱左斜面にいました・・この、ニホンカモシカはシカ科ではなく、ヤギに似た反すう偶蹄類ウシ科に属する日本固有種。 本州(中国では絶滅)や・四国・九州の標高1,500~2,000mのけわしい山岳地帯、特に東北地方から中部山系の混交樹林に生息する高山獣。とあります・・米沢スキー場のゲレンデ際の林内でも見たことあります・・
西吾妻山は大賑わい
1月19日(日)西吾妻山にしてみれば、この時期だと月に1、2しかない晴れの日、天元台高原スキー場湯元駅920mからロープウエイで1350m高原駅に、そしてリフト三本を乗り継ぎ1820mへと行く、そこはもう別世界、だいたい朝9時台で-10℃からー15℃というところ、ここ数年、天気がよい日曜日になると西吾妻山への登山客が百数十名とやってくる、栂もりゲレンデの大きな樹氷が見えて、そのあとはアオモリトドマツの灌木林が、もりもりとした真っ白な塊になっている。いろんな形をしたモンスターたちに出会える、西吾妻は風が強く雪が歯ブラシのようにつくので歯ブラシ樹氷と呼んでいる、福島のグランデコ側からか天元台側から登れる、写真は天元台の第三リフト降り場(北望台:ほくぼうだい)から西吾妻の登山口2025年1月19日早朝9時ころ
遭難騒ぎ
昨日、天元台高原スキー場のコース外で滑走した男性の救助要請がありました、天元台高原スキー場として、ゲレンデ以外の全て(登山道、ツアーコース、バックカントリーコース)は管理しておりませんから、スキー、スノーボードで入山される方は、スノースポーツ特有の危険を伴うことを認識され、特にバックカントリーでの滑走は万全な準備と細心の注意を払い自己責任のもと、自然界に内在するリスクを再認識し自身の判断と責任において行すると案内しております・・最近ボードやバックカントリーの林内滑走が目立っている、夕方日も落ちて救助隊が救助してロープウエイ下山が19時過ぎ、無事帰れただけでも救いですが・・遭難捜索・救助活動には費用が発生することも十分認識してもらう必要がありますね・・管理区域内において、閉鎖中のコースへの侵入や営業時間外での遭難捜索・救助活動に関わる要請には救助費用が発生。以下のようになる・・
本人・友人・知人・家族・同行者等からの救助要請の申告により救助費用請求の同意確認をいたします。遭難捜索・救助活動は現場の救助隊(パトロール、スキー場スタッフ等)の判断により天候の状況、二次的災害等の危険が懸念される場合などはやむを得ず中止する場合があります。