HOME > 我が師 松山俊太郎さんのこと

松山さんとのこと

勉強会の後は、いつも飲み会
松山さんが着流しなので、私もクマも着流し。
クマがいなくなっても私は着流し。
でも忘年会の時などの時はクマも呼んで、
大体はキヨの店(吉祥寺のいせや)の座敷でやった。
キヨのお父さんはうれしい人で、
よそからすしをとったりとか、やってくれ、
クマと2人でその寿司をもらってきたら
袋の中でチラシ寿し状態になってて
その後行った店で女の子に食べさせようとしたが、
もう1貫1貫になってるのはなく、無理。
松山さんはそんなバカな2人をうれしそうに
酔った眼でみてたっけ。

松山さんとのこと

ある時、突然松山さんが、空間を構成している多面体で
一番大きいのはどれだろうと言い始め、
数学的に計算すればいいのだろうけど、模型を作ることにした。
正六面体なら全部は埋めていくことが出来るが
それ以上のものではということで
では実際に作ってみてと言いだし、
私と元嫁が作ったが
正二十面体が合わせてみるとほんの少しすきまが出来、
残念ということで
やはり正六面体どまりじゃないかという
結論に達したことがあった。

松山さんとのこと

松山さんと元嫁で飲んで、その後DANRANから
同じ吉祥寺のタムタムという当時よく行ってた店へ行った。
タムタムというのは昔々の日本のヒッピー系(こんな言葉もあったんだ)
の店だそうだ。
松山さんと元嫁の間でどんな話があったのか知らないが、
2人で立ち上がり、入口のところまで行き、
幅90cm、長さ1m50cmくらいのところで
2人で空手の組手のようなことをはじめ、
2人で殴り合い、受け、狭い所なので足技は出さず、
元嫁も強く、空手3段の松山さんもだんだんと本気モードに
なり、目が据わってきて、私自身は松山さんに元嫁が
(その時はまだまだ新婚の愛妻だったが)やられては困ると思い、
3分で休憩とし、するとインターバルの時間に
2人で私のお腹を殴り、どっちがどうだと。
又、3分間。もう3ラウンドでやめさせた。
元嫁も成蹊のバレー部のキャプテン
そして水泳もやってた人だ。

松山さんとのこと

松山さんとこのインド哲学の勉強に
初めはクマノ坊シノハラと2人で行きました。
そのクマが、松山さんと同じ新宿の店で飲んでて
某大学の柔道のコーチに剃ってる頭をさわられ
松山さんとも因縁のあるそのコーチを代打とばかり、
表に連れ出し殴ったら一発で9の字のように
ひっくりかえったということがあり、私もその後、
その店で飲んでたらそのコーチが、今度は負けないとか
私に言ってきたこともありました。
まあクマとはいろんなことがありました。
松山さんのお通夜には出てたらしく
葬儀に出てこなかったけど、今頃、東京では
お通夜のほうが多勢来るらしいです。
山形で田舎ものやってると
そんなことも知らなかったです。

松山さんのこと

前回は”犬のおまわりさん、ワンワン”まで書いたが、
そこの客の早稲田のお兄ちゃんが”クリスチャン・クオリティ”を
読んでたのを、松山さんが、そんな馬鹿なもの読むなといって喧嘩になり、
相手は4人。私が代打ちする破目になり、
1対4で映画みたいにうまくはいかないが、相手は喧嘩慣れしていなかったので、
組み伏せたら、顔、頭をけりとばせばいいんだが、そんなことはせず、
途中でもうやめようといい、”うらく”へ戻って楽しく飲んだ。
ところが自由法曹団の奴が、松山さんのぶどう狩りを羨ましがって、
俺も…なんて言い始め、その自由法曹団をいじめてやったが、
後で松山さんになんで加勢しなかったのと聞いたら
由利ちゃんなら勝てると思ってと。
勿論負けはしなかったけど…。