3月28日(月)東部地区公民館において、「令和3年度第3回公民館運営審議会・まちづくり委員会」が開催され、1年間の活動総括が行われました。
①公民館事業の下半期評価は原案どおり承認され、教育長へ報告することとなりました。
②まちづくりセンター事業の下半期の取組み内容の確認については、3月14日(月)開催の「Iide東部まちづくり会議」での情報交換・意見交換の内容について報告し、「まちづくり委員会」として「Iide東部まちづくり会議」の内容を確認し認識合わせを行いました。
(「Iide東部まちづくり会議」の概要は別途掲載)
また、任期最後の会議でもあり参加者各人から意見・感想等をお聞きし、運営審議員(まちづくり委員)も公民館事業・地域活動へ参加し、活動を確実に推進することを確認いたしました。
今期で退任となられる運営審議員(まちづくり委員)の方々には大変お世話になりありがとうございました。引き続きの運営審議員の皆さま新年度もよろしくお願いいたします。
令和3年度 東部地区公民館第3回運営審議会開催
「Iide東部まちづくり会議」開催
3月14日(月)東部地区公民館において、今後の地域づくり・地域課題の解決のための方向性等を確認するための会議を開催しました。(開催時点では「(仮称)Iide東部まちづくり会議」)
最初に呼びかけ組織代表として、地区長会会長から、「地区長会の我々がやることは各地区の活性化が基本である。結果として東部地区全体の活性化にはつながるが、東部地区全体の課題解決等の取り組みを全てカバーするには困難がある。将来につなげる東部地区の地域づくりの進め方やあり方を一緒に考えていきたい。」とのあいさつがありました。
次に、会議開催に至った経過と今後の取組みについて事務局より①地域のなかには数々の課題がある。第5次総合計画・地区別計画は、実施主体が地区長会であり負担が大きい。また、公民館はまちづくりセンター(コミセン)になっていく過程にある。②新しいまちづくりをする組織の在り方と、必要性について意見交換を図り、認識を合わせ次年度からの取り組みを進めたいと考えている。③公民館(まちづくりセンター)はその事務局として携わることになる。
「(仮称)Iide東部まちづくり会議」の考え方としては、①公民館はコミュニティセンターのようになっていくという町の方針が示され、住民自治の取組みが求められている。②東部には地区ごとにしっかりとした自治活動があり、身近なコミュニケーションが守られ、美しい郷土、安心した生活を送れる地域、住民力がある。それらが地域全体で補えるようになれば良いと考えている。 ③今後の東部地区のまちづくりをするにあたっての方向性を確認していただくための会議にしたい。との報告・提案がありました。
会議に参加の各団体からは、(概要を要約して記載しています)
《東部地区高砂会》高砂会は57名。活動内容は、花植え、草刈り、学校行事への指導などボランティア活動を実施している。各団体・地域の皆様にも是非高砂会に加入していただき、一緒に地域活動をしていただきたい。
《眺山観光協会》去年から水芭蕉の群生地にイノシシが出没し、相当数の株が食害を受けている。対策して電気柵を設置した。イノシシの見回りなど、活動内容が増え、資金不足がことさら問題になった。
《東部地区活性化協議会》里山保全・道路美化活動・眺山のイベントなど活動をしていたが、コロナ禍以降の活動は主に草刈りをしている。長根峠西側に毎年15~20本の桜を植えている。その結果草刈りする範囲も増えている。会員も高齢化しており地域の方の協力が必要。
《添川財産区管理委員会》東部のまちづくりに関しては、20~30年ごとに同じような会議や組織が出てくるが、なぜか継続されない。今回はよく検討して継続できる組織を作ってほしいと思う。地区内組織や団体を活性化させる点に置いて、会費を含めた組織づくりが必要である。財産区管理委員会の活動として、ここ15年間で約2000万円の地域活動への支援をしている。
《事務局・まとめ》
①会議の正式名称を「Iide東部まちづくり会議」とする。②広報が不十分だったという発言を受け、「Iide東部まちづくり会議」として地区内各組織・団体の活動を周知するため、広報部会的なものを組織していく(年度内)③東部地区公民館には公民館組織とコミセン(まちづくりセンター)組織が併設されることになっている(現況は名称のみでコミセン機能は備えていない)。今後はコミュニティセンター機能を意識したまちづくりをしていこうという流れになっている。今日は、⑤まちづくりの現状と課題・組織の必要性を共有し、まちづくりのスタートとすることができた。⑥「Iide東部まちづくり会議」は、令和4年度以降、年2回程度開催し、地区長と各団体の意見交換を実施し、地域づくりの認識を合わせて取り組んでいく。
今日も元気に百歳体操(白椿地区公民館)
ピラティス教室 (東部地区公民館)
チャレンジクラブwithはてなの会
3月22日(火)、今年度最後のチャレンジクラブを行いました。今回は、はてなの会で活動しているみなさんと一緒に体を動かしたり、昔ながらのおやつ作りを教えてもらったりしました。
午前中はボッチャ体験。全員が初体験の競技でした。
昨年の東京パラリンピックで話題となり「知ってる!」という声もありましたが、3分間の動画でボッチャの簡単なルールを確認し、子どもも大人も混じった4チームに分かれて、まずは投げる練習から。
ボッチャのボールを持った最初の声は「あら、おもでごどー。」ずっしりとしたボールの重みにみなさん驚いていました。
いざ、白の「ジャックボール」をめがけて転がしてみますが、なかなか止まらず遠くまでいってしまったり、ぜんぜん違う方向に転がって行ったり・・・。
練習後、チームごとに試合をしました。
「春」「夏」「秋」「冬」の4チーム総当たり戦。繰り返し試合をしていくと、だんだんと投げ方のコツやルールを覚えてきて、大盛り上がり!ジャックボールにピタッと近づくと大きな拍手が起こりました^^
結果は、1位 冬チーム 6点、2位 春チーム 5点、3位 夏チーム 4点、4位 秋チーム 3点でした。
午後は、はてなの会のみなさんに、昔ながらのおやつ「くるみゆべし」の作り方を教えてもらいました。材料は、米粉、みそ、砂糖、くるみです。くるみは、昨年の秋に中津川の山で採ったものを使用しました。
なべで炒ったみそに水と砂糖を加えて練り、冷ましたところに米粉を混ぜて、蒸かし缶で蒸します。蒸かしてもちのようになった生地は、手のひらに砂糖をまぶして丸め、中にくるみを入れて、アルミカップに入れたら、上にゴマを乗せて完成!
家庭によっては、丸めてから蒸かすところもあるということも教えてもらいました。
途中でくるみが足りなくなり、子どもたちは「くるみむき」に挑戦!フォークや竹串でほじほじ・・・。みんな真剣でした!
はてなの会のみなさんから「じょんだごどー(上手だこと)」「たいしたもんだー」「いやぁ、うちの分も手伝ってもらいたいわぁ」と声を掛けてもらいながら、みんなで協力して最後まで全部むきました。
最後は、自分たちで作った「くるみゆべし」でおやつタイム!おみやげなどで売っている四角いゆべししか食べたことがないという子もいましたが、みんなで作ったゆべしに大満足。残ったゆべしはおうちの人へとお土産に持って帰りました。
はてなの会の皆さんからは、子どもたちと一緒に活動出来てすごく楽しかったと感想をいただきました。子どもたちも、地域の方と交流するよい機会になったと思います。
令和4年度のチャレンジクラブはどんな活動ができるかな?こうご期待です!