9月7日(木)は西部地区のふるさと学園とさわやかクラブの合同視察研修でした。
町外へ出かける視察研修は4年ぶりの開催です。
今回の視察研修では仙台市秋保の工芸の里を訪れました。
秋保工芸の里は、民芸品こけしの工房や、染織・漆塗り・木地作品などの工房が集まっている所です。
今回お世話になったこけし工房さんは、昔ながらの伝統的なこけしから、独創的なこけし作品も作っている所でした。
伝統を守りつつ、若い人も興味をそそられるような新しい作品を作り出す姿勢はとても魅力的でした。
ここで、参加した皆さんもこけしの絵付けに挑戦しました。
白木地に黒と赤の染料で絵付けをします。工房の方の説明を聞いて、紙の上で練習してから木に描き始めますが、一発勝負なので緊張する作業です。手が震えたり、思うように筆が動かせなかったりなかなか難しい。
完成したこけしたち。なんだかんだで、最後はみんな可愛いこけしに仕上がりました。様々な表情があって見ていても楽しいですね。
昼食は秋保ヴィレッジにて、地域の皆さんで食事と懇親を楽しみました。
帰りの道中は全国でも珍しいたまご専門店「たまご舎」や、戦時中、米軍のB29爆撃機が墜落した事故の犠牲者を慰霊する不忘平和記念公園にも立ち寄りました。
コロナ以降、ほかの地域の文化に触れる機会が少なくなっていたので、皆さん新鮮な気持ちで楽しんでいただけたようです。
今回作ったこけしは10月の地区文化祭でも展示する予定です。
個性豊かな表情のこけしを、是非見に来てくださいね。
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