10月16日(日曜日)分館連絡協議会・地域振興会及び地域おこし協力隊の合同事業として
雪囲い&ロープワーク講習会を実施いたしました。晴天に恵まれ集まられた皆さんに、10月より公民館の職員として入られた髙橋さんの紹介から始まり、講習会の開会及びまちおこし協力隊の家財さんからのご挨拶もいただきました。
移住者の方々との交流を交えた講習会。雪国では必ず訪れる冬支度。
それにどう対応したらよいのかを覚えていただきたいという思いで始まったこの事業です。
地域の若者にももっと参加いただきたいと思っています。
今年度も昨年に引き続き長沼誠氏をお迎えし指導していただきました。
縄の説明、扱い方などのお話を聞いた後に、公民館の手すりを使って男結びの練習をしました。
それぞれに分かれ基礎を習います。ベテランの方には移住者の方に手取り足取りとまではいかなくても、ゆっくり詳しく教えていただきながら中々難しい様子がうかがえました。
本番のように杭やバタ板などを使って実践。
ちょっと待って~! 分かんない(・・?
もっとゆっくりして~!
良いぞいいぞ!
昔からの風習である雪囲いを若者が必死に覚えようとしてくれている姿に
心うたれました。自宅で頑張ってやってみてね。
こちらでは、ロープワーク。中々種類が豊富なので
今回はトラックで荷積みに役立つ南京結びを習うことになりました。
一回では覚えられないとスマホで動画を撮り、今後に生かそうとする若者です。
がんばれ~! 分かんなかったらまた聞きに来てけろな、おしぇっから・・
初めての体験・・と挑戦してみると・・・・・
出来た~~~~~とガッツポーズ!
講習会後、情報交換として地域の方と移住者の方との交流が行われました。
自己紹介の後、2グループに分かれ移住者の皆さんと冬に備えての心配ごとや
分からないこと等を地域の方から方言「ズーズー弁」でそのまま飾りけなく伝えてもらいました。
今後、飯豊での暮らしを覚えていくためにはその方言を覚えながら生活する必要があるのです。
そして、なまりの入った会話で自然に飯豊人になっていくのですから。
その時が待ち遠しい!・・・・と、つい期待してしまうんです。
地域の私たちは方言がとても恥ずかしいと言う話も出ていました。
実際そうなんですよね。
これからは方言に自信を持って堂々としゃべろうと思います。
11月に入り、冬の到来がまじかになりました。
各家々では雪囲いが始まり、細木を組んで、バタ板をあてながら年々値上がりする
縄で着々と組み立てていきます。
一つ残念なのが、赤く染まってきたドウタンが囲われ見れなくなることです。
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