ある百歳体操の日、
「今日体操終わって時間ある方、紙芝居すっけがら見でっとごえ~~。」
と声をかけたところ、ほとんどの方に残っていただき、見ていただきました。
題名『お天狗さまと 藤三郎』
文:手塚娃子 画:伊藤隆二 制作:あ~すまいり~ず
天狗山について諸説ある中のあるお話。読み手は職員の関川さん。
身を乗り出して聞き入っていたり、ある場面を見て頷きながら見ている方など、皆さんそれぞれの思いで見入ってるようでした。
後から聞くと、
「昔は登るもんだと思って登ったもんだ~。」
「下さスイカ冷やしてってよ~・・・。」
と、何にも楽しみなかったからを繰り返しながらも、懐かしそうにお話してくださいました。
お話を聞くということ。。 聞き手の想像の世界が膨らんで。。。
視力が低下し、字を読むのも億劫という高齢者のみなさんにとって、読み聞かせはとてもいいのではないかと発見した日にもなりました。(子どもだけじゃない!)
紙芝居、絵本、朗読、更に音をつけたり、想像して絵を描いてみたり。
「各分館でやってみだらいんねがぇ!?」
と、ちょっと話が盛り上がったしろつばきでした。
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