長谷川嘉宏のハモコミノート

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  • ブラフチャージ

    ブラフとは相手の行動を変えさせるためにとるハッタリのこと。 熊がこちらに向かって猛ダッシュして来た時、こちらがひるまず平然と 向き合っていると、熊の方から逃げていくというのです。   つまりその猛ダッシュが熊の「ブラフチャージ」だと。   もしあなたが熊撃退スプレーを手にしていたら、いずれにしても助かる道 は、熊に当たるようにスプレーを噴射して撃退させる一点しかありません。   ブラフチャージかもしれないし、本当のチャージかもしれない。 しかしやることはただ一つ。プシュッ!   できるかできないか、ではなく、 やるかやらないか。 知ってるか知らないか。 持っているか持ってないか。   今、スプレーは欠品中ですが、予約は受けつけております。 どうか命を守るお守りを手にしてください。
    2025.11.02
  • 熊スプレーの正しい使い方

    先日、某TV局から取材依頼があり、熊対策グッズを番組で紹介して欲しい、 という。弊社の熊忌避剤「熊をぼる」や熊撃退スプレー「熊一目散」や 「カウンターアソールト」そして「携帯ホーン」などを紹介しました。   翌週、今度は熊スプレーを実際に噴射しているところを撮りたい、という 依頼。「栗原の山でならいいですよ」ということで、「オレの山築館」にて 撮影開始。   1時間近くはかかるかな、と思っていましたが、なんと2時間の撮影。 報道は10分ほどでしたが。   それにしてもTV局は、他の話題や急に入り込んできたトピックなどに 素早く対応するという離れ業を毎日やってるわけですから、大変です。     正しい使い方として、おそらく多くの人が知らないのがコレ。 この日、雨の中の刈払い作業だったため、上下レインウェア着用です。   仮にズボンのベルトにスプレーホルダーを取り付けるとなると、その上に レインウェアのズボンがかぶさり、さらに、レインウェアの上着がかぶさり ます。そんな状態で、いざという時に取り出そうと思ったら、3秒くらい ロスするのは間違いないでしょう。   正しい着用は写真のとおり。熊スプレー専用のベルトを一番上に取り付ける のです。これはレインウェアの場合だけでなく、ジャンパーなども取り出し 阻害要因となります。この正しい着用がポイントその1。   これは山登りの際の着用写真です。常にこの位置です。   ポイントその2は、事前に練習しておくことです。いきなり本番はちょっと むずかしいかもしれません。ストッパー付きのタイプの場合は、ストッパー を外したり付けたりを繰り返してみる。そして実際に噴射してみる。   高いスプレーを噴射実験してもったいない、と思うかもしれません。 1PUSHだけでよいのです。どのように飛ぶかを事前に知っておくと 本番をイメージしやすいです。8秒~10秒使えるものが多いと思うので、 1PUSH1秒を練習で使っても、まだ本番分は残っています。   練習時は、風向きに注意します。風上から風下へPUSHします。噴射した ものがどのように拡散し、どのように熊に命中するか、イメージできます。 時々風向きが変わって自分の方に噴射ガスが戻ってくることもあるので、 その際は走って逃げましょう。しばらく目の痛みや皮膚のヒリヒリ感が 残ります。しかしその体験はむしろ、熊スプレーの有用性を確信すること にもなります(笑)。     ポイントその3は、事前シミュレーションをすること。こっちから熊が来た らこのように吹きかける、というイメージづくりです。冷静に風を読み、 自分が風上の時は、10m程度の距離で1PUSHするのが良いでしょう。   風下のの場合は、覚悟を決めて、3mくらいまで引き付けないと、自分だけが スプレーの餌食になってしまいます。遭遇しないのが一番ですが、いざと なったらスプレーしか手段がないと覚悟を定め、噴射してください。     最後に、NETで5000円くらいの安いタイプを買って2種類ほど試しましたが、 ハッキリ言って使い物になりませんでした。あれではまともに当たらない。 とても使う気になれませんでした。   現時点でオススメできるのは、米国製のカウンターアソールト、同じく 米国製のベアアタック、そして国産の熊一目散の3種類です。
    2025.10.26
  • セイタカアワダチソウは犯人ではなかった!

    最近、朝になるとくしゃみと鼻水。 家の周りにたくさん生育している あの黄色いセイタカアワダチソウの花粉の影響に違いない! と、ずっと思っていました。     ふと何気なくセイタカアワダチソウを調べてみたら、 セイタカアワダチソウは花粉症を引き起こさないとのこと!   セイタカアワダチソウは虫媒花で(虫に花粉を運んでもらう)、 花粉を風に飛ばして受粉させる植物ではないそうです。 花粉自体も重くて飛びにくいとのことでした。   いやぁ、勝手に悪者にして悪かったなぁと反省。 「勝手に悪者にしている」こと(もの・人)って 他にもいろいろあるかもしれないなぁと思いました。 思い込みや偏見、気を付けます!  
    2025.10.19
  • 道徳とは何か?

      貝塚茂樹氏。武蔵野大学の教授で日本道徳教育学会会長。 そんな方の講演を聴く機会に恵まれました。   午後一番、ランチをとってすぐの時間に眠くならないか心配でしたが、 自分でも驚いたことに、どんどん話に引き込まれ、1時間まったく眠気を 感じることなく学ぶことができました。   道徳とは何か?   それは「つながり」だ、と。「へぇ」です(笑)。   言われてみれば、確かに。まったく道徳心の無い人と一緒にいたいとは 思わないですよね。人は一人では生きられず、道徳をもってはじめて 人とのつながりを持てる。なるほどそのとおり。   いろいろ興味深い話がありましたが、天野貞祐という哲学者の言葉を引き 合いに、日本人が戦前の国家全体主義の反動から、極端な個人主義に陥り、 日本人の美しい徳性が失われていることへの危機感を語っていたのが、 心に残りました。   以下は、貝塚先生が活用されたスライドをそのまま掲載します。 極端に走りがちな私達。見失ってはいけないことだと感じました。   肥大化した「私」を「公」に結びつける ― 天野貞祐の「中庸」― 戦前 =「国家あるを知って、個人と世界の存在理由を無視していた」極端な国家主義の時代 戦後 =「個人のみを主張し、ややもすれば国家を単なる手段化しようとする」極端な個人主義の思想が蔓延している時代 → いずれも中庸・中道を逸した時代 私生活についてみても、政治や思想においても、極端に走る傾向の強いことは、わたしたち日本人の大いに反省を要する点ではないでしょうか。わたくしは一個の哲学学徒として、つねに中道を求めて止まないつもりでいます。ひとたび右に走ってもついて走らず、左に走っても立ち止まって中道を求めようと思います。 それ故にひとりが国家あるを知って、個人と世界とを知らない時代には、人格の尊厳を力説し、今日ひとりが個人あって、個人が国民であることを忘れる時に当たっては、国家の存在理由を主張することは、哲学学徒の使命だと信じています。 (『今日に生きる倫理』)
    2025.10.12
  • 「オレの山築館」のレンタルオーナー様のイベント

    これまで、弊社主催のイベントばかりブログに取り上げてきましたが、 「オレの山築館」の区分オーナーであるOさんが、友人たちを誘って行った BBQの様子をアップします(Oさんの許可をいただいてます)。     気の置けない仲間が集い、日常を離れ、森の中で乾杯ーーーーー! 何とも言えない楽しいひと時です。ノンアルでもまったく問題なし! 炭火を囲み、肉を焼く! 旨味がギュッと詰まって、サイコー!     実はチャッカリ交ぜていただいたのでした(頭にタオルを巻いてます)。 ちょうどこの日はタープサイト周りなど、草ぼうぼうだったので、刈払い 作業をしてました。     お腹いっぱいになって、見上げる視線の先は…?     写真では伝えきれない気持ち良さが、そこにはあるのです。   爽やかな森の空気! 心が落ち着く落ち葉の匂い! 小鳥のさえずり! そして仲間たちの笑い声。。。 心が Re-creation されますね。   区分オーナー様たちに喜んで使っていただくことが何よりの喜びです  
    2025.10.05
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