息子がこの歳で幸せだという瞬間

今日も仕事は営業が中心。
嫌気がさす事多く、真面目にさえ廻っていればやる事は、お客様知らせの重ね。
外に出られ自分のペースで仕事できるから、ある一定のテンションさえ維持できれば、今の胸中なら適当とも思える業務だ。
 でも3時半過ぎにはソレを中断せねばならぬ。
理由は、息子の水泳教室の送迎の為に。
送りがてら、小1の息子は水曜が教室日ならいいのにと発した。
詳しい教室のシステムは把握してないのだが、彼の部は確実に水曜日はやっていないはずなのにと・・・・。
『なぜ?』と聞けば・・・
意外な言葉が返ってきた。
水曜日は弊店が休業と息子は知っている。
私は全然知らなかったが、水泳場には2階がラウンジ状になり、そこで見学ができるのだとのこと。息子は習って半年ぐらいになると思うが、親に見学してもらったのは1度しかないと・・・・。
 勿論、その1度は妻が見学、私はそれができることさえ、知らなかったのだから。
自分も同級生のように重ねて親に見学してもらいたいという気持ちと、私は教室日の火曜は仕事をしているの息子は知っているから、私が定休日の水曜に稽古したいと発した訳なのだ・・・・。
夕方に近い時期は営業の場合、最後の追い込みで一番それが苦痛には感じられず、逆にノッテくる時間帯だ。やらねばならぬ業務もあったから教室の最後の方は見学できるかもしれぬと、息子に伝えて送った。
 業務(営業)を複数こなしラウンジへ。
女性を中心に10人以上見学していて結構、見ない風景を・・・。息子を見つけるのにかなりの時間を費やしたが・・・・・

親に自分の稽古を見てもらいたいという心理はあと何年続くだろうか?勿論そうは長くないと思う。素直に父親を必要とする息子を、幸せだと感じた。 営業業務をこなしながら、ソレでも必要とされていない自分を痛感することもかなり多い。そんな毎日だから尚更、息子の今の年代が彼の気持ちが嬉しかった。

2010.01.13:いちまた:[○オレも父親;一又家族の肖像]