着物で日記⑥=ケイコでマナブ=
明日商工団体の酒田出張にて茶道の稽古を今日に繰り上げ、息子も来ると《コブ付》で伺った。 大人数のお稽古場は、上級者先輩方の勉強会の日であったこと後で知る。 見て憶える良い勉強も、あまりにランクが違い過ぎて落胆・・・・。。 終わり間際に後輩も参上。芸術系の学生卒で着物でお稽古。取り合わせも化繊ながらチープシックは感じない。節感の取り合わせ{長着は桜の予感を思わせて、それに呼吸の帯地文様は蜜柑色(帯揚げも同色)に寒色が交差、帯締めは無地の冠組みの水色で決めていた!} 私も深草色の薄紬は悪くないけれど、それは羽織は決して脱いではならぬアンティーク着物、寸足らずは見過ごしても・・・袖付の左右大きく解れていたのだ。。 その後、中級者の方々来られ、私はお薄を連続で立てた。春の茶会の有難い練習となるのだが・・・・正直、タイアドに心も収縮。逆に息子は帰り車中で『お茶の先生も悪くない』だから、私と違い3時間弱のお稽古に、疲れし知らず。 やはり戦略でお稽古のどっぷり範疇は離れたといえど、好きで切磋琢磨しているお社中の方々とは比べ物にはならぬと実感に至って・・・・ 自分の無力を実感でもあった。最低、及第のアレンジにて着物を常に着こなし業務(生活)にあたるは、最低限の私の存在意義かと。 言葉通り着物を着て、接するがまずは、私は宜しいようで。
2010.03.19