新型コロナウイルスの第3波が猛威をふるう中でのGo Toキャンペーンの継続は
行動経済学の「ナッジ(nudge)」の視点からとらえても明らかな失策と言える。
ナッジとは、人々が強制的ではなく自らの意思で選択をしながら、望ましい行動を
取るよう誘導する仕掛けや手法のことだ。
Go Toキャンペーンの事業は、旅行代や飲食代の値引きを通じて国民に積極的に
移動するようナッジをかけているのと同じわけで、このナッジをかけた状態で、
不要不急の外出自粛を訴えたとしても目立った効果があがるはずがない。
半ば強制的に不要不急の外出自粛を訴えるよりも、Go Toキャンペーンを一時
的に休止にして、人々に自らの意思で移動しないことを選択するように
ナッジをかけたほうが移動抑制効果はずっと大きくなると考えられる。
(経済評論家 門倉貴史さんの記事より)
自らの意思で行動し、自分や家族が楽しめれば、そしてホテルや旅館、
観光地の方が喜んでくれるのは良いことだと思います。
ただし、自分はこの時期に旅行や外食をしたいとは思いません。
よっぽど魅力的で素晴らしいと思えるものがあれば別ですが…
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