昨年末、アメリカの大手メディア「AP通信」が2010年代(2010~19年)の
10年間における最優秀男性アスリートを発表しました。
並み居る他競技のスーパースターを抑えて、NBAのレブロン・ジェームズが選出されました。
NBA選手が選ばれたこと、そして大ファンであるレブロンということが良かったです。
これまで紹介していて良かったと思いますし、これからもブログネタにしていきたいと思います。
レブロンは、2010年夏、7シーズン過ごしたクリーブランド・キャバリアーズから
マイアミ・ヒートへの移籍を決断。2003年ドラフト同期でともに全盛期だったドェイン・
ウェイド、クリス・ボッシュとの “ビッグ3” 結成は衝撃的でしたが多くの波紋を呼びました。
(クリーブランドファンが暴徒化しレブロンのユニフォームを燃やした映像はショックでした)
レブロンが加入したヒートは圧倒的な強さを発揮し、在籍した4年間すべてでファイナル進出。
レブロンは、2012、13年にはシーズンMVPとNBA王者となり、ファイナルMVPも
獲得。そして、14年夏、再びクリーブランドに帰還すると瞬く間にチームを強豪に押し上げ、
ここでも4年連続でチームをファイナルの舞台へと導いてみせた。
16年のファイナルでは、レギュラーシーズンで新記録の73勝をあげたゴールデンステート・
ウォーリアーズ相手に1勝3敗と追い詰められた状況から、奇跡の3連勝でキャバリアーズ初
優勝の立役者に。シリーズを通じて、平均29.7得点、11.3リバウンド、8.9アシスト、2.57
スティール、2.29ブロックと主要5部門で、両チーム最多の数字をマークした超人的パフォー
マンスは記憶に新しい。
(第7戦同点で迎えた終盤、相手のシュートを後ろからブロックしたシーンは目に焼き付いてます)
レブロン・ジェームズベストプレイ http://youtu.be/L2evguInh5Y
2018年には、現在所属するロサンゼルス・レイカーズへ活躍の舞台を移し、35歳となった
今もなお、第一線を走り続けています。(レブロンは、ポイントフォアードとしてアシストを量産し
現在チームは、ウェスタン・カンファレンス首位を独走しています)
レブロンは、10年間で3度のシーズンMVP&ファイナルMVP、8度のファイナル進出、プレー
オフを含めた通算得点でリーグ最多と数々の偉業を成し遂げています。
2018年には、故郷のオハイオ州アクロンに貧しい子供たちのための学校「I Promise School」を
設立するなど、コート外での活躍も認められての受賞となったと思います。
『AP通信』の2010年代最優秀男性アスリート候補は以下の通り。
1位:レブロン・ジェームズ(NBA)
2位:トム・ブレイディ(NFL)
3位:ウサイン・ボルト(陸上)
4位:リオネル・メッシ(サッカー)
5位:マイケル・フェルプス(競泳)
■2010~19年の最優秀男性アスリート
2010年:ドリュー・ブリーズ(NFL)
2011年:アーロン・ロジャース(NFL)
2012年:マイケル・フェルプス(競泳)
2013年:レブロン・ジェームズ(NBA)
2014年:マディソン・バムガーナー(MLB)
2015年:ステフィン・カリー(NBA)
2016年:レブロン・ジェームズ(NBA)
2017年:ホセ・アルトゥーベ(MLB)
2018年:レブロン・ジェームズ(NBA)
2019年:カワイ・レナード(NBA)
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