11日(現地10日)、今シーズン限りで引退を表明しているドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)が
親友であり、ライバルでもあるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)との“最後の対決”が
ステイプルズ・センターで行なわれ、レブロン・ジェームズが28得点、9リバウンド、12アシストを記録し、
レイカーズが108-105で競り勝ちホーム5連勝とした。
ステイプルズ・センターでは、第1クォーターから今季を最後に引退するウェイドにささげる映像が流され、
観客たちは何度もスタンディングオベーションでウェイドを称賛する。
106-105とレイカーズの1点リードで迎えた終盤、レブロンとウェイドがともにショットを外して
迎えた第4Q残り22.5秒、ファウルを受けたレブロンにフリースローのチャンスが訪れる。
1本目を決めたレブロンに、ウェイドは「外せ。俺が決勝点のショットを打てる」と声をかけた。
「俺とお前で、1対1だ。俺にシュートさせてくれ」。
だが、レブロンは2本目のFTも外さなかった。108-105とレイカーズの3点リードとなり、
迎えた終盤、ジェームズとの1対1からウェイドが放った3ポイントショットは決まらず。
最後のリバウンドをレブロンとウェイドが争い、試合はそのまま終了のブザー。
レイカーズが2連勝を飾ると、レブロンとウェイドは抱き合った。
レイカーズ対ヒート(2018.12.10) http://youtu.be/59xsKRfZUMg
16シーズンにわたり、時にライバルとして競い、時にチームメイトとして一緒に優勝も経験した
レブロンとウェイド。レブロンは試合後に
「競う相手と友人であるべきじゃないと言う人もいる。でも、僕らは友人だが互いに競った」と述べている。
ウェイドは「彼と勝負できるのはこれが最後だったから、最後まで待ちたかった」と語った。
「彼は僕の動きを、僕は彼の動きを、それぞれ知っている。最後の勝負を楽しみたかっただけさ」。
試合後に言葉をかわしたレブロンとウェイドは、お互いのユニフォームも交換している。
レブロンはNBA新記録の900試合連続の二桁得点を達成。(通算1170試合目で1162度目の二桁得点)
ウェイドは「僕は引退するが、彼はまだずっとプレイしている。みんな僕のことを忘れちゃうね」と話していた。
レブロンとウェイドは2003年ドラフト同期で、レブロンは高卒で全体1位(現在は高卒ドラフトはなし)で
クリーブランド・キャバリアーズに指名され、ウェイドは大学3年時にドラフト全体5位でマイアミ・ヒートに
指名されNBA入りし(ちなみにレイカーズの“現ヘッドコーチ”ルーク・ウォルトンも同期)イースタンカン・
ファレンスでライバルとしてしのぎを削り、2010-11シーズンからレブロンがマイアミ・ヒートに移籍し4年間
同じチームでプレーし、2度のNBAチャンピオン(4度のイースタン優勝)に輝き、2人ともオールスターの
常連で息の合ったプレーでファンを魅了しました。
私もその一人・・・ウェイドはまだまだやれると思うが・・・
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