10日(現地9日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手がアメリカンリーグの
「プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク」に選出されました。
ホーム開幕シリーズのクリーブランド・インディアンス戦で打者として、打率・462、
3本塁打、7打点と活躍。9日(現地8日)のホームでのオークランド・アスレチックス
戦では投手として7回を投げ、先頭打者から19人連続アウトを取り “完全試合” を期待
させる投球で被安打1・与四球1・12奪三振・無失点という圧巻の成績でした。
1975年にアメリカンリーグ、1973年にナショナルリーグで初めて導入された
「プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク」で“二刀流”の選出は初の快挙。
この週の大谷は「打」の方で長打力がリーグトップ、ホームラン数でリーグトップタイ、
「投」の方は防御率と奪三振と与四球率でリーグトップタイの好成績を挙げ文句なしの受賞でした。
エンゼルスにとっては2016年7月にマット・シューメーカー投手が選出されて以来の栄誉でした。
大谷は「アメリカンリーグのプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれて光栄です。
支えてくれた球団スタッフとチームメイトに御礼を申し上げます」と喜びのコメントでした。
【アメリカ人記者が“公開謝罪”】
現地「Yahoo!スポーツ」の記者ジェフ・パッサン氏は、ベーブルース以来の二刀流で
旋風を巻き起こしているショウヘイ・オオタニに対し、
「拝啓 ショウヘイ様:ごめんなさい、私が完全に間違えていました」
と題した記事を掲載しました。パッサン氏は開幕前にメジャーで二刀流が成功するわけが
ない、と記した自身の“過ち”を謝罪しました。
潔く謝るところは素晴らしく思えたと同時に、手のひらを返した記事を書く・・・
いい意味でアメリカらしいなと感じました。
日本の解説者のH氏は、以前から大谷の挑戦を批判していたらしく、現在の大谷の活躍に
対し「ホームランはまぐれ」「メジャーのレベルが落ちた」「打順が下位だから打てた」
「30試合すぎないとわからない」とコメントしたとのこと。
このことに対し、「素直に褒めて欲しい」「メジャーの選手に失礼」「何様のつもりだ」
「レベルが落ちたのは日本の解説者だ」などH氏への批判が高まりました。
確かに、批判をしたなら間違いを認めて謝り、褒める時は余計な事は言わない方がいいと
感じました。(年寄の悪い癖・・・)
私がH氏に代わり解説します。大谷の「投」については球速と決め球を持っていること
に加え低めにコントロールされているところと、「打」についてはスイングスピード
(打球の速度)が早いことに加え、センター方向の打球が多いところが大谷の良さで
「野球の基本」がしっかり出来ているという部分が世界で通用しており、決して大谷の
活躍は「まぐれ」ではないと思います。
もしかしたら日本の野球よりも、メジャーの”ベースボール”の方が合っていると思います。
私は、エンゼルスファン(子供・女性・おじさん含む)が大谷グッズを手に持ちユニ
フォームを着て、大谷の投球・打席で期待を込めて観ているのがわかりました。
特に大谷が満塁でストレートのフォアボールを選んで1点が入ったとき、点が入って
喜ぶ歓声を上回る相手投手への“ブーイング”が印象に残っています。
もう、すでにショウヘイ・オオタニはエンゼルスファンの虜となっています。
故障者続きのエンゼルスが開幕11試合で8勝3敗の好成績を挙げているのは、
“ショウヘイ・オオタニ”の存在が大きく、今後も活躍を期待します。
大谷第1号(サイレントトリートメント→頭にドリンク)http://youtu.be/qQq1AFCadhE
海外の反応 衝撃!!「凄い!またしてもオオタニサンが !!」http://youtu.be/NzA53ByJnA8
【NBA】
クリーブランド・キャバリアーズのレギュラーシーズンもあと2試合で終了し、
15日からはプレーオフが始まります。(続きは次回)
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