13日(現地12日)、NBAファイナル2017 第5戦、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステート・ウォーリアーズは、ウォーリアーズの“ホーム”オラクル・アリーナで行われ、129-120でウォーリアーズが勝利し、2年ぶり5回目の優勝を果たしました。
ファイナルMVPには、移籍1年目のケビン・デュラントが受賞し、デュラント自身NBA初優勝となりました。デュラントは、5試合全てで30得点以上をあげ、平均35.2得点、8.4リバウンド、5.4アシストをマークし、優勝に大きく貢献しました。
私は、レブロン・ジェームズ率いる昨年の“覇者”キャバリアーズを応援していたが、連覇ならず・・・大変ショックでした。
レブロンは「5試合全てで全力を尽くしたからうなだれる理由はない」と試合後のインタビューに答えた。2年前に、ウォーリアーズに敗れたときはロッカールームでしばらくタオルを頭にかけ、うなだれていたが、今年は「何かできたんじゃないかとか、どうすべきだったかとか、チームのためにもっとできたんじゃないかとか振り返る理由がない。5試合コートにすべてを注いだが、それで足りなかったんだ。うなだれることはないけど、OK、今回は自分の時じゃなかったという感じさ。」 続けて 「ウォーリアーズは立派な相手だ。ここ3年でリーグのベストのチームだよ。今シーズンベストのチームだ。ポストシーズン通じても彼らはそれを示してきた」 と語った。
レブロンは、相当悔しかったと思うが、試合後にMVPのデュラントと抱擁を交わして互いの健闘を称え合い、そして、チームメートのカイリー・アービングに対して「また戻ってこよう」と伝えたそうです。
レブロンは、ファイナルで敗れたものの、5試合平均33.6得点、12リバウンド、10アシストの“トリプルダブル”を記録する史上初の快挙を成し遂げました。
レブロンは、2011年から7年連続でイースタンカンファレンスを勝ち上がり、(7年連続ファイナリスト!)マイアミ・ヒートで2012年と2013年、キャバリアーズで2016年に優勝を経験。今ファイナルが8度目の出場で自身2度目の2連覇を逃したが、まだまだ衰える気配がないので、来シーズン以降また期待します。
レブロンは、ファイナル通算得点を歴代3位の1247得点として“神様”マイケル・ジョーダンを越えていた。現役ではブルズのドウェイン・ウェイドが693得点と続く。
なお、プレーオフ通算得点はNBA史上唯一の“6000点台”となる6163得点を記録しました。
私は、長いNBAの歴史でも“史上最強の選手”レブロン・ジェームズをリアルタイムで観れることは幸せだと思っています。
この記事へのコメントはこちら