6月2日(現地1日)、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステート・ウォーリアーズのNBAファイナル第1戦がウォーリアーズの“ホーム”オラクル・アリーナで開催される。
開催フォーマットは、7試合を(2-2-1-1-1)でホームを入れ替えて行なわれ(レギュラーシーズンの勝率で開催フォーマットが決定)、先に4勝したチームが優勝となる。
キャバリアーズファンの私の予想どおり、(大方の予想どおりと言った方がいいか・・・)NBAファイナル史上初で3年連続同一カードの対戦が実現されることになりました。2015年はウォーリアーズが40年ぶりの優勝、2016年はキャバリアーズが史上初となる1勝3敗から逆転でチーム初優勝を飾りました。
↓ 2015&2016ファイナルTOP10プレイです。
今シーズンのプレーオフでは、ウォーリアーズが史上初の12勝0敗、キャバリアーズも12勝1敗と、両チームとも圧倒的な強さでファイナルへと駒を進めました。
と言ってもキャバリアーズはレギュラーシーズン終盤に調子を落とし、プレーオフ第1シードが取れず、プレーオフ1回戦のペイサーズ戦では毎試合接戦でハラハラものでした。
両チームとも、勝って当然と言われ負ければ批判される状況で、プレッシャーもかなりあったと思うがよくここまで勝ち上がったと思います。怪我人も出なくて良かったと思います。
現地では、ディフェンディングチャンピオンのキャバリアーズよりもウォーリアーズが有利と予想している。(主要ブックメーカーのオッズは、1.33倍と3.8倍でした)
ウォーリアーズは昨シーズンNBA記録のシーズン73勝をしたが、今シーズン、ケビン・デュラント(得点王4回、MVP1回)というスター選手を獲得し、チームパワーがさらにアップした。3シーズン連続勝率1位で、3シーズン合計207勝はマイケル・ジョーダンを擁したシカゴ・ブルズを凌ぐ歴代最高の数字である。
キャバリアーズの“エース”レブロン・ジェームズは、ウォーリアーズとのNBAファイナルは大きな挑戦と語っている。レブロンは「大きなチャレンジになる。彼らは僕や球団にとって、非常に手強い相手になるだろう。とても強力なチームだ。僕はこれまで、レイやKG、ポール、ラジョン、ドック(死闘を繰り返したセルティックスの選手とコーチ)といった人たちと対戦してきた。今回は、僕の精神面だけでなく、我々の球団にとって大きな挑戦となるだろう」と語った。
謙虚なコメントをしたレブロンは、カンファレンスファイナル第5戦でプレーオフ通算得点歴代1位(5995得点)となりマイケル・ジョーダン越えを果たしました。これからも様々な記録を塗り替えていけると思います。
キャバリアーズは、昨シーズン、不利と予想されながらも優勝し予想などあてにならないことを証明した。
キャバリアーズは、今シーズン、良い補強が出来て控え選手に厚みを増し“ビッグ3”の調子も良いので、ウォーリアーズと五分五分の勝負が出来ると思う。
キャバリアーズは、ブックメーカーなどの予想を発奮材料にして連覇してもらいたい。
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