「アカツキファイブ」女子は、リオオリンピックで大健闘し、東京オリンピックでは
メダルの期待が高いが、男子はまだまだ世界レベルには達していない。
4年で世界レベルに達し、オリンピックに出場できるのか・・・
「アカツキファイブ」男子バスケ日本代表チームは、日本代表の渡邊雄太選手が
所属するジョージ・ワシントン大学との親善試合3試合を戦い、アメリカNCAA
1部所属(といっても68校が出場するトーナメントには入れなかった)の大学
生を相手に、3連敗を喫しました。
↑ 渡邊雄太選手(中央)
↑ ダンクを決める渡邊選手
今年は日本代表としてFIBAオリンピック世界最終予選にスタメンで出場し、凱旋
試合を行なった渡邊雄太選手に対戦相手として見えた日本代表の課題を挙げてもら
いました。
「僕たちもシュートに行くまでは結構やられていた部分が多く、フィニッシュの
部分では身体能力で上回っていたので、ブロックショットで防ぐことができました。
日本はノーマークを作られていましたが、そこからのフィニッシュの仕方は、僕も
FIBAオリンピック世界最終予選で感じていましたが、なるべく高い選手に対して同
じようにジャンプしていては止められてしまいます。そこをどうやってフィニッシュ
まで行き、決めきるかが大事になります。身長やジャンプ力の部分で劣るので、もう
少し平面での素早さで勝負しなければいけないと世界では勝てないとFIBAオリン
ピック世界最終予選を通じてすごく感じたので、日本が世界に対して勝って行くため
にも、そこがすごく必要になってきます」
男子日本代表チームはジョージ・ワシントン大学戦で得た課題を克服し、今年最後の
国際大会となる9月9日(金)よりイラン・テヘランで行われる「2016 FIBA ASIAチャ
レンジ」へ出場する。この大会で5位以上に入り、現在2つしかない東アジア地区の
出場枠を増やし、来年11月からホーム&アウェイ方式で始まる「FIBAワールドカッ
プ アジア・パシフィック予選」へつなげられるようにしたいとのことです。
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