NBAファンがこの時期に気になるのは、自分の好きなチームのFA選手の動向、補強
したいポジションの選手(他チームのFA選手の動きまたはトレード情報)である。
また、ライバルチーム(強豪チーム)の動き、大物選手の動きも気になる。
7月1日~現在、私がもっとも注目したチーム(選手)の順位をつけてみました。
第1位(クリーブランド・キャバリアーズ「キャブス」)
前回の続きですが、その後7月10日、キャブスはFAのレブロン・ジェームズとの契約
を発表した。AP通信によれば、レブロンの契約年数は2年で、年俸総額は推定4700万
ドル(約57億3000万円)になるという。まだ契約していないFA選手(トンプソン、
デラベドバ、スミス)も残留することを祈ります。
第2位(マイアミ・ヒート)
レブロンが抜けたシーズンは、いい補強もできたがクリス・ボッシュの故障もあり、
プレーオフ進出を逃した。移籍が噂されたエースのFAのドゥウェイン・ウェイドの
引き止めに成功し、途中加入したゴーラン・ドラギッチも再契約し、新たにマーベ
リックスからフォアード兼センターのアマレ・スタウドマイヤーを獲得した。ボッ
シュとウェイドが健康であればイースト上位を狙えるチームになると思う。
第3位(サンアントニオ・スパーズ)
FAで移籍先が注目されていたラマーカス・オルドリッジを獲得できたのは大きい。
BIG3(ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、トニー・パーカー)もベテランという
時期にさしかかり、ダンカンはそろそろ引退?と言われていたが同じポジションでシ
ュート力があり、インサイドの強さを合わせ持つオルドリッジは、現代のパワーフォ
ワードに求められる能力を持っておりチームの中心選手となるだろう。
第4位(ダラス・マーベリックス「マブス」)
FAとなり移籍濃厚と言われたリバウンド王でセンターのデアンドレ・ジョーダンに
早くから興味を示し高額オファーでほぼ合意かとの報道もあり、しかも同じポジショ
ンのタイソン・チャンドラーを放出していつ契約するかと思われていたが、ジョーダ
ンはマブスとの口頭合意を反故にし、元のチームに残留するらしい。毎年、豊富な資
金力で注目のFA選手の獲得を目指すマーク・キューバンオーナーが初めてかわいそう
に思ったのは私だけでしょうか? 今後は、色々動きがありそう。
第5位(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
ポイントガードのデミアン・リラードと再契約したものの、FAになったスタメンの
主力4選手(ラマーカス・オルドリッジ、ブルック・ロペス、ウェズリーマシューズ、
ニコラス・バテューム)が他球団と契約してしまった。もともと強いチームなのにどう
してそうなったか疑問。何か大きな動きがあるのか?今後の動きに注目したい。
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