キャブスとウォリアーズによる2015 NBAファイナルは、
現地6月4日(日本時間5日)からスタート
イースタン・カンファレンスを制したクリーブランド・キャバリアーズ(キャブス)
、ウェスタン・カンファレンスを制したゴールデンステイト・ウォリアーズが出場
するシリーズは6月4日(日本時間5日)にスタートする。
解説者の多くは、ウォーリアーズが優位と言っている(確かに攻撃力が驚異)が、
レブロンは2度優勝経験がある(どちらもファイナルMVP)し、かなり競った戦い
になると思う。
私は、ここ数年で最も見どころのあるファイナルになると思う。
第1戦 - 6月4日(日本時間5日) キャバリアーズ@ウォリアーズ
第2戦 - 6月7日(日本時間8日) キャバリアーズ@ウォリアーズ
第3戦 - 6月9日(日本時間10日) ウォリアーズ@キャバリアーズ
第4戦 - 6月11日(日本時間12日) ウォリアーズ@キャバリアーズ
第5戦 * 6月14日(日本時間15日) キャバリアーズ@ウォリアーズ
第6戦 * 6月16日(日本時間17日) ウォリアーズ@キャバリアーズ
第7戦 * 6月19日(日本時間20日) キャバリアーズ@ウォリアーズ
*は必要な場合のみ開催。
昨年のオフシーズンにクリーブランド・キャバリアーズへの復帰を発表した
レブロン・ジェームズが、宣言通り、キャブズを2015 NBAファイナルに導
いた。もちろん、レブロンのほかにも、トリスタン・トンプソン、マシュー・
デラベドバ、イマン・シャンパート、ティモフェイ・モズゴフ、J.R.・スミス、
そしてカイリー・アービングらの活躍あっての結果だが、攻守ともにチームを
引っ張り続けたのは、オハイオ州アクロン出身のレブロンだった。
レブロンは、ホークスとのカンファレンス決勝では、第4戦(118-88で勝利)
の第4クォーターをベンチで観戦した(大差がついたため)にもかかわらず、
1試合平均30.5得点、11.0リバウンド、9.3アシストと、ほぼトリプルダブル
という驚異的なアベレージを残した。
レブロンは、1966年のセルティックスメンバー(ビル・ラッセル、ボブ・
クージー他)以来初の5年連続ファイナル進出という偉業をやってのけた。
(昨年までマイアミ・ヒートで4年連続ファイナル出場していた)
現在のNBA(戦力均衡の為のドラフト制度・チームの年棒制限などがある)
では非常に難しくマイケル・ジョーダンにも出来なかった偉業を達成した。
もしマイアミ・ヒートに残留していてもファイナル出場を果たしていただろう。
負傷離脱中のラブ他けが人も出て苦しみながら優勝した若手の多いキャブスは、
わずか8か月でレブロンを中心に結束を固め、NBA最強位の座を争う権利を獲得
したのだ。
彼の才能が稀有であり、選手、そしてリーダーとして成長した証でもある。
1964年にNFLクリーブランド・ブラウンズが優勝して以降、クリーブランド
を本拠地に持つメジャースポーツチームは、優勝から遠ざかっている。地元
のスポーツファンの願いを叶えるため、そして球団に史上初の優勝をもたらす
ため、彼は故郷に戻ってプレーしている。
是非、キャブスに頑張ってもらいたい。応援します。
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