キャブスは今日勝てば、スイープでファイナル進出決定
ビッグ3のうち2人が怪我をし、不利な戦いが続くと思われたキャブスは、
レブロン・ジェームズが3試合とも30点オーバー(うち3戦目はトリプル
ダブル)を記録するなど攻守の中心になり、チームとしてもディフェンス
が好調で個々の役割りも良くこなしまとまりがいい状態である。
ただし、レブロンの疲労もピークに近いのでスイープで決着をつけ、6月
4日からのファイナルに向けて休養を与えてあげたい。
25日(現地24日)カンファレンスファイナル第3戦の結果
レブロン・ジェームズが37得点、18リバウンド、13アシストのトリプルダブル。
3連勝のキャブズがファイナル進出に王手
現地24日に行なわれたイースタン・カンファレンス決勝、クリーブランド・
キャバリアーズ(キャブス)対アトランタ・ホークスの第3戦は、オーバー
タイム(延長戦)にもつれる接戦でキャブスが114-111で制した。勝利に
導いたレブロン・ジェームズは、47分間のプレーで37得点、18リバウンド、
13アシスト、3スティールの大暴れ。レブロンのフィールドゴール試投数
37本(14本成功)は、レギュラーシーズンとプレーオフを含めて自己最多
となった。
オーバータイム終盤、ホークスはジェフ・ティーグの3ポイントシュートで
111-109と2点のリードを奪った。だが、キャブズは直後のオフェンスで
レブロンが3ポイントシュートを沈めて逆転。(レブロンはこの日3ポイント
は5本中1本も入ってなかったが6本目に貴重な1本を沈めた!)さらにホー
クスのオフェンスを防いだ後の攻撃で、レブロンが自ら切れ込み、バンクショ
ットを成功。残り12.8秒でキャブズが3点のリード(114-111)を奪い、その
まま逃げ切った。
レブロンは序盤、相手の激しいマークに遭いFG10本中1本も入らず苦しんだが、
徐々に調子を上げチームの勝利に貢献した。また、終盤の激しい競り合いで足を
痛め自ら交代を示したがすぐに撤回しプレーを続けた。試合終了のブザーと同時
にコートにうずくまり、暫く動けなかった。
レブロンは、「試合序盤から何かがおかしくて、リズムにも乗れなかった。それで
も違いを生み出さないといけなかった。チームメイトのためになるプレーができる
のは嬉しいもの。いくつかそういうプレーができたので、嬉しいね」と語っている。
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