クリーブランド・キャバリアーズ(キャブス)は現地8日、敵地ニューヨークのバークレイズ・センターでブルックリン・ネッツに110対88で勝利。米国を訪問中の英国ウィリアム王子とキャサリン妃のケンブリッジ公爵夫妻が観戦する前で、今季12勝目(7敗)を挙げ、7連勝を飾った。
首位を走るトロント・ラプターズ(恐竜)の尻尾(笑)を捉える勢いである。
試合は、英国のロイヤルカップルがアリーナに到着した第3Q残り7分14秒の時点で61対61と互角の展開だったが、そこからキャブスが49対27とネッツを圧倒。キャブスの“キング”レブロン・ジェイムスが第3Qに9得点を稼ぐなど、拮抗していた試合は、一転してワンサイドゲームとなった。
18得点をマークしたレブロンは「夫妻が我々に幸運を運んでくれた」とコメント。「彼らはバスケットの試合を観戦するのが初めてということ。私のプレーを見たいと思ってくださったことを光栄に思う」と語った。レブロンは、故郷オハイオ州アクロンのベーカリーショップのカップケーキと、赤ちゃん用と背中に“ケンブリッジ”と書かれたキャブスのユニホームをウィリアムス王子夫妻にプレゼントした。
レブロンの他には、ケビン・ラブが19得点・14リバウンドのダブルダブル、途中出場のディオン・ウェイターズが26得点、トリスタン・トンプソンが14得点・12リバウンド(8オフェンスリバウンド)のダブルダブルと気を吐いた。
最近は、レブロンがポイントガード(ポイントフォアードといったらいいのか?)(笑)の役目を果たし、ゲームを完全にコントロールしているように私は思う。ショットクロック(24秒)を有効に使いながら、自分がマークされているとフリーの選手を見つけいいパスを出し得点をアシスト、スキを見せるとドライブからのシュート(入らなくてもファウルをもらいフリースロー)又は精度が上がったジャンプシュートで得点を奪うシーンが目立つようになった。
チームの連携という点では、選手が自分の役割りを理解し仕事をきっちりこなしている印象で、ディフェンスも良くなってきており、最近はリバウンドが(オフェンスリバウンドも)強いと感じる。これで、ベンチプレーヤーの活躍があれば負ける気がしない。
だが、NBAチャンピオンになるのは簡単ではないと思うので(私が言うのも何ですが・・・)(笑)期待を込めて応援します。
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