街角のバスケットコートで日夜繰り広げられる、一般人によるストリートバスケの試合。映画などでもよく目にする光景だが、なんとそこにヨボヨボのお年寄りが珍入!
へっぴり腰のグダグダなプレーには観客も失笑気味だったが、仲間のおじいさんおばあさんが合流すると昔の感覚を取り戻したのか、徐々に切れ味鋭いプレーを披露...っていうか、これは絶対シロートじゃない! 稲妻のごときダンクや凄まじい精度の3ポイントを決めるジジババ軍団の正体とは...!?
実はこれ、<Pepsi Zero>がNBAスター、カイリー・アービング(キャバリアーズ所属)と組んだCMシリーズなのだ。毎回ゲストの選手と共にストリートバスケを敢行するという内容なのだが、"ドリューおじさん"なる老人に扮するのがアービング選手。つまり、彼やゲスト出演の選手たちが特殊メイクで老人に扮しているというわけだ。かつて学生バスケでブイブイ言わせていたドリューおじさんが、かつての仲間を呼び出してストリート・バスケに挑戦する...という設定らしい。
新たに公開された第3弾のゲストは、小柄(175cm)だが身体能力が高くNBAオールスターゲーム・スラムダンクコンテスト常連のネイト・ロビンソン選手と、2011年にWNBA(女性プロバスケリーグ)の最優秀ルーキーに選ばれたマヤ・ムーア選手。とあるジャズバーで落ち合った"老人たち"は、「あの頃みたいにばっちりキメてやろうぜ」などと言いながらコートへ赴く。そこは地元ピープルが集まるバスケコート。「わしらもちょいと混ぜてくれ」とゲームに参加するも、最初は勘が戻らないのかなかなか調子が出ない。
しかし、徐々にエンジンがかかり始めると、トリッキーなプレイや大技を連発し始める。見た目は完全な老人なのに、ダンクやアリウープ、挑発的なフェイク、さらに長距離3ポイントなどなど、並外れた身体能力と痛快なプレイのオンパレードにギャラリーは大熱狂! それもそのはず、中身はNBAの現役スターなのだから。
序盤のヨボヨボ演技と本気を出したときのギャップがニクい!
前回はミネソタ・ティンバーウルヴス(現在はアービングと同じキャバリアーズ)のスター、ケビン・ラヴ選手がドリューおじさんの相棒として出演しており、こちらでもスーパープレイの連続が拝める。当初はあっけにとられていたギャラリーや他プレイヤーたちも、最後には大喜びでフィーバーするという実にスカッとするCMシリーズだ。(You Tubeで見れます)
私の要望は、アービング、ラブと来ましたので、キャバリアーズつながりでレブロンのバージョンを見たい。(無理か?)
左から、カイリー・アービング、ケビン・ラブ、ネイト・ロビンソン、マヤ・ムーア
最後に一言、You TubeのCMにこのような面白いアイデアを考えた方は素晴らしいと思います。
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