現地15日にマディソン・スクエア・ガーデンで行なわれた第64回NBAオールスターゲームは、ウェストが163-158で勝利を収めた。
MVPは、41得点、5リバウンドをあげたウェストのラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)が初めて受賞した。ウェストブルックがマークした41得点は、1962年にウィルト・チェンバレンが記録したNBAオールスターゲーム史上最高の42得点に次ぐ、歴代2位の記録。また、ウェストブルックが前半であげた27得点は、ハーフにおける同ゲーム史上最高得点となる。
私が最も注目していた、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)はイースト最高の30得点、5リバウンド、7アシストの好成績をあげ気を吐いたが勝利できずMVPを逃した。
レブロンは、オールスター通算得点でバスケの神様マイケル・ジョーダンの262点を抜き、コービー・ブライアント(レーカーズ)が持つ最多の280点まであと2点とした。
試合後、レブロンは「ウェストブルックは素晴らしかった。NBAでも信じられないほどの才能の持ち主じゃないかな。彼の身体能力、試合に対する姿勢などどれをとっても最高だ」と敵ながら称賛。そして、「NBAに彼のような選手がいて良かった。そしてこのような大舞台で力を発揮したね」と語った。
[3ポイントコンテスト] 優勝は13本連続成功のS・カリーが選ばれた!
2015 NBAオールスター・サタデーナイトの『3ポイントコンテスト』は、ゴールデンステイト・ウォリアーズが誇る“スプラッシュブラザーズ”の2人(ステフィン・カリーとクレイ・トンプソン)とカイリー・アービング(クリーブランド・キャバリアーズ)が決勝に進出し、カリーが最高得点をあげて優勝した。第3ラック3本目から13本連続成功で会場を沸かせ、最高得点である27点を記録した。
3ポイントコンテストは、5つのボールが入ったラックを3ポイントラインに沿って5箇所に配置し、1分間で合計25本の3Pを放ち、そのスコアを競う。 通常ラック4基は、通常のオレンジボール(1点)4つとマルチカラーのマネーボール(2点)1つだが、スペシャルラック1基は5つすべてがマネーボールとなる(今回より)。スペシャルラックは、各選手が好きな箇所に置くことができる。最高得点は34点(1点ボール16個、2点ボール9個)となる。