キャブスは現地29日、地元クリーブランドでインディアナ・ペイサーズと対戦。
終盤の競り合いを制し、100対96で勝利した。休養明けのレブロン・ジェーム
ズが33得点、トリスタン・トンプソンは正念場でビッグプレーを2つ決める活躍
を見せた。
キャブスは、プレーオフを見据えたプレータイム調整のためレブロンを休ませた
28日の敵地ワシントン・ウィザーズ戦で、99対113と惨敗。26日は敵地トロント
でイースト2位のラプターズに競り負けていたので悪いムードを引きずっていた。
しかし、スーパースターがコートに戻ってきたこの試合では、優勝候補らしい活
気を取り戻し、今季42勝17敗とした。
キャブスは、3点ビハインドの第4Q残り1分13秒、マシュー・デラベドバの3ポイ
ントシュートで94対94の同点に。残り40秒には、トンプソンがレブロンのお膳立て
でジャンプシュートを決め、96対94と勝ち越しに成功した。トンプソンはさらに、
同点を狙ったペイサーズのシュートを阻止するなど、守備でも貢献している。
最後は、カイリー・アービングが残り8秒から計4本のフリースローを成功させ、ペイ
サーズを突き放した。アービングは全11本のフリースローを完璧に沈めるなど、レブ
ロンに続く22得点をマーク。トンプソンは14得点、11リバウンドの成績だった。
私が気になるのは28日の試合、キャブスは2014-15シーズンにレブロンが古巣に復帰
して以降、欠場した試合の成績が3勝12敗で、今季は2戦全敗となっていることだ。
この試合”ビッグ3”のカイリー・アービングが28得点を記録。ケビン・ラブは12得点
を挙げたが、後半は無得点に終わってしまったこと。
エース不在のときこそ、ラブにも得点を期待したい(ジャンプシュートが不調ならイン
サイドで攻守に頑張って欲しい)また、全員バスケでチームプレーを見せてほしい。
今回のような、4日間で3試合(うち2試合がアウェイ)というハードスケジュール
のときは、レブロンを1試合休ませて”エース不在”でもキャブスは強いと思いたい。